総務省政策統括官(統計制度担当)は、各行政機関が個々に統計を作成する「分散型統計機構」の我が国にあって、総務省統計局をはじめとする各行政機関と連携し、我が国全体の統計整備計画の企画・立案及び統計調査の重複の排除などの調整を行っています。
我が国では、一般に「分散型統計機構」といわれる仕組みの下、各行政機関がそれぞれ統計を作成しています。このような分散型統計機構においては、必要な統計が作成されない、統計調査が重複して国民・企業等に過大な負担をかけるなどの問題が生ずるおそれがあります。 このため、政策統括官(統計制度担当)では、統計の政府横断的な調整を図る立場から、(1)統計関係法令の制定・改廃、社会経済の変化に対応した統計の整備・推進、公的統計の整備に関する基本的な計画案の策定など、統計・統計制度に関する基本的事項の企画・立案、(2)各府省等が行う統計調査に係る審査・承認・調整、(3)日本標準産業分類などの統計基準の設定、(4)産業連関表作成の推進・調整、(5)国際統計事務の統括と国連アジア太平洋統計研修所(SIAP)への協力、(6)統計知識の普及・宣伝などを行っています。