更新日:2023年12月22日更新
家族3世帯が首をかしげて疑問を頂いている様子のイラストとキビタン
キビ (1)地震・津波による被害
大型園芸ハウス
【大型園芸ハウスの被災の様子】 ため池「 【ため池堤体被災の様子】 農地
【津波による農地の被災の様子】 集落 【農業集落排水施設の被災の様子】 (2)原子力災害による被害1.避難区域の設定
キビ 農家数
2.作付の制限や出荷制限
3.風評による影響
農業産出額推移 |
(1) 生産基盤の復旧 (2) 被災した農林漁業者への支援 (3) 農林水産物の安全の確保 (4) 風評への対応
の4つのことをしています。
キビ
(1)生産基盤の復旧
- まずは、壊れてしまった田んぼや畑、ダムや水路、農道や林道、漁場・漁業生産関連施設等の復旧を進めました。
- 農林水産業施設等の復旧状況については福島県HP【福島県農林水産業の現状】を参照ください。
【福島県農林水産業の現状】https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/36005b/norinkikaku2.html
(2)被災した農林漁業者への支援
- 農業では、経営再開に向けて、農業者が共同で実施する復旧作業を支援しているほか、施設・機械等の導入に対する助成など、様々に支援しています。例えば、共同利用するカントリーエレベータや、園芸や畜産の施設のほか、新たな取組として、植物工場が作られたりもしています。
- 避難された農業者が、避難先で一時的に農業を始める場合にも、初期の経費など、支援しています。
- 林業では、林業者や木材産業事業者に対し、施設等の復旧・整備等を支援しています。森林の再生のため、森林整備と放射性物質の対策を一体的に推進しています。
- 漁業では、沿岸漁業の本格的な操業に向けて、モニタリングの結果を踏まえながら、水揚げ拡大に取り組んでいます。
- 農林漁業者が被った原発事故による損害に対する賠償が迅速かつ円滑に進められるように、支援しています。
(3)農林水産物の安全の確保
- 一方で、安全な農林水産物を出荷することが大前提になります。
- そのため、農地や果樹の樹木の除染が行われてきているほか、農地にカリウム資材を入れるなど、作物が放射性物質を吸収しないよう対策がとられています。
表土の削り取り
【表土の削り取り】 反転耕
【反転耕】表層土と下層土を入れ替える 樹皮の洗浄
【樹皮の洗浄】
【表土の削り取り】 反転耕
【反転耕】表層土と下層土を入れ替える 樹皮の洗浄
【樹皮の洗浄】
- そして、安全性を確かめて、消費者に安心して食べてもらえるように、生産→製造→流通→消費の場面で、食品の放射性物質検査(モニタリング検査)を行っています。
- そして、その結果をHPなどを通じて、情報発信して、何が安全か分かるようにしています。
- 特に、主食であるお米については、県内でつくられた全ての玄米を検査する“米の全量全袋検査”を実施して、安全性が確認されたものには“検査済みラベル”を貼って販売するなど、安全管理を徹底してきました。
- お米については、平成27年度以降5年間基準値超過がないことから、令和2年産米から順次、営農再開の状況に応じて、避難指示等のあった一部市町村を除きモニタリングへ移行しています。
- 避難指示等のあった一部市町村では、営農再開が進んでいない地域や新たに作付が行われる水田もあるため、全量全袋検査を継続していますが、営農再開の状況や市町村の意向を確認しながら、モニタリングへの移行を検討しています。
【福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報HP】https://www.new-fukushima.jp/
【ふくしまの恵み安全対策協議会HP】https://fukumegu.org/ok/Contentsv2/
安全図
(4)風評への対応
- テレビCMやHPをはじめ、トップセールスや各種キャンペーンを通じて県産農林水産物の安全性や魅力を全国に発信するなど、県産食材の安全・安心の確保と風評の払拭に向けた取組を進めています。
トップセールス
【県ブランド米「福、笑い」トップセールス】 福島プライド
【オンラインストア「ふくしまプライド便」】
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