最北の城下町、松前
紫陽花と言えば本州などでは梅雨時の花のイメージが強い花ですが、道南では盛夏期の今頃が見頃の花。北海道最南端の町、松前は北海道の桜の名所として、わが国における最北の城下町として知られている町。町の中心、松前公園内では2千株余りの紫陽花がちょうど見頃を迎えていました。
公園の中心にある松前城の北側には中世(1400〜1600年代)に創建された五つの寺が残る” 寺町” と呼ばれる情緒溢れる街区が形作られていて、松前城と共に「北海道遺産」にも選ばれています。写真の寺(↓)は唯一、戊辰戦争で焼かれずに残った龍雲院、その山門前の通りの佇まいです。華やかなサクラも似合うけどシックな紫陽花もまたよく似合う寺町通りでした。
公園散策の後は和洋の建築デザインが統一されたクラッシクな雰囲気の商店街 ” 城下通り” の一角の食堂で、ご当地グルメの一つ「松前浜ちゃんぽん」(ウニ、岩海苔、エビ、ツブなど近海の魚介類がてんこ盛り)を賞味、この日は汗ばむ陽気でしたがフーフー言いながら、熱いちゃんぽんを美味しくいただきました。
松前城(正式には福山城)
このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。