天童のニュース(平成10年8月・第5週)English

連日の豪雨のために、山形新幹線は始発の列車から全面運休になりました。山形新幹線だけではなく、仙台市と山形市を結ぶ仙山線(せんざんせん)も途中折り返し運転となり、鉄道による県外への移動ができなくり、JRでは代行バスを運転して対応しました。最上川の水量は警戒水位を超え、県内各地では水防団が出動しました。

雨天の中「マウンテンバイク山形大会 in 天童高原」が行われました。天童高原で大会が行われるのは今年で2回目で、今年は外国人を含む総勢450人が大会に参加しました。レース内容は小学生のキッズレース、そして4時間耐久レースが行われました。連日雨天が続いていたためにコースは泥だらけとなっていて選手のみなさんは大変そうでした。天童市役所としては、今後公認コースとしての認定にも取り組んでいきたいと語っています。

天童市役所では、10月1日(木)から自動交付機の運用を開始します。自動交付機は、銀行などに設置してある現金支払機の「市役所版」といったイメージのもので、土曜日や休日でも住民票などを発行してもらうことができる機械です。自動交付機の導入は山形県では初めての試みで、東北地方でも仙台市などに続いて5番目の例になります。さらに、天童市で導入する自動交付機のユニークな点は、外国人関連のシステムも導入している点です。外国人登録済証明書なども発行できるというのは、日本国内でも非常にまれです。

山形市では、国からの中核都市の指定を目指して、上山市(かみのやまし)・天童市・山辺町・中山町といった近隣の市町村との広域合併を提唱しています。当初はゆっくりと土台を固めてから本格的な講堂に移る予定でしたが、「将来のビジョンを示して欲しい」という声が内外から寄せられ、山形市が単独でビジョンの計画を策定していました。 そのビジョンがまとまり、山形市議会常任委員会と広域行政推進特別委員会に提示されましたが、山形市で具体的な行動に出たことによって、天童市も含めて近隣市町村もなんらかの態度を示さなければならない状況になったと見るべきでしょう。

天童市農業協同組合が事務局を務める国際援助団体「ケア・フレンズやまがた」では、書き損じのハガキを集める「募金箱」を作成し、関係機関への設置をお願いに天童市役所を訪れました。中国では、ハガキ10枚で机が1つ、ハガキ20枚で1年間の就学費用がまかなえるそうです。来年の2月に第1回目、来年10月頃に第2回目の収集を予定しているそうです。

(お問い合わせ)

天童市農業協同組合 TEL 023-653-5111

天童王将ライオンズクラブ賞の選考会が、天童温泉「滝の湯ホテル」で行われ、次の方々が受賞されました。

• 矢野よしさん(ホワイト賞:スポーツ分野の功労者)
  
• 天童将棋駒伝統工芸士会(オレンジ賞:産業振興面の功労者)
  
• 山口小学校緑の少年団(グリーン賞:社会奉仕、社会福祉の功労者)
  
表彰式は9月16日午後7時から滝の湯ホテルで行われます。