ケガ・事故(一般)-やけど

判断

面積

●くろまる広範囲右矢印生命に危険も。至急119番通報と応急手当を

●くろまる小範囲右矢印生命に危険なし。やけどの深さを確認

深さ

●くろまる皮膚の赤み(I度熱傷)右矢印部分的なら家庭の手当でも治癒可

●くろまる水ぶくれ(II度熱傷)・皮膚の白みや黒み(III度熱傷)

右矢印やけど跡が残ったり、皮膚移植が必要な場合も。
右矢印 応急手当後に医療機関へ

応急手当

解説イラスト001 解説イラスト002 解説イラスト004 解説イラスト005

中等症〜重症は生命にかかわることも多く、とくに重症は最初の48〜72時間が最も危険。医療機関に至急搬送しての全身管理(点滴・酸素吸入・鎮痛・感染防止処置など)が必要です。

• 薬品以外のやけどでは、あまり強い流水を直接患部にあてないこと。水圧による痛みの増幅や患部悪化の原因になります。
  また、出火などで衣服の上からやけどを負った場合、皮膚と衣服が癒着して無理に脱がせると皮膚が剥離することがあるため、衣服を着せたまま冷やす手当をします。
• 民間療法でやけどに効くといわれるネギ、ジャガイモ、みそなどの患部貼りつけは、根拠がないばかりか感染の原因にもなり、治癒を長引かせてしまうので絶対にしてはいけません。