蒸気ボイラー

ガスボイラー

炉筒煙管ボイラー

[画像:図:炉筒煙管ボイラー] ドラムの中に水を蓄え、その中に燃焼室と多数の煙管を設けて、燃焼排ガスがこれらを通過する際に水を温め蒸気を発生させる構造になっています。

メリット
  • 保有水質量が多いので、負荷変動時でも、安定した圧力、水位で運転が可能。
  • 水質管理が比較的容易。

換算蒸発量:500kg〜20,000kg
ボイラー効率:75%〜85%
(注記)機器についてはメーカーへご確認ください

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水管ボイラー

[画像:図:水管ボイラー]上部と下部にドラムを設け、多数の水管でつないだ構造になっています。水管のまわりを燃焼ガスであたためることにより蒸気を発生させます。細い水管に高熱を加えるので、一部だけ急激に加熱されないようボイラー水を常に循環させておく必要があります。ボイラー水の循環方式には、自然循環式、強制循環式があります。

メリット
  • 高圧、大容量のものに適している。
  • 保守点検が容易で耐久性がある。

換算蒸発量:500kg〜20,000kg
ボイラー効率:80%〜92%
(注記)機器についてはメーカーへご確認ください

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貫流ボイラー

[画像:図:貫流ボイラー]水管ボイラの一種で、給水ポンプを使って長い水管の一端より押し込まれた水が、徐々に加熱され、他端より蒸気が発生する構造になっています。
水管の配列には、単管状のものと多管状のものがあります。

メリット
  • ボイラー効率が良い。
  • 起動時間が早い。
  • コンパクトで省スペースを実現。
  • ボイラー技師の選任の際、伝熱面積を1/10に算出できる。
  • 官庁手続きが容易である。(注記)1
  • 性能検査は自主検査でよい。(注記)2
(注記)1(注記)2 小型・簡易ボイラーに該当するもの

換算蒸発量:60kg〜7,000kg
ボイラー効率:90%〜102%
(注記)102%は潜熱回収型
(注記)機器についてはメーカーへご確認ください

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コージェネレーションシステムとの連携はこちら

さらに詳しい情報はメーカーHPでご確認ください。
(株)IHI汎用ボイラ
川重冷熱工業(株)
(株)サムソン
昭和鉄工(株)
(株)日本サーモエナー
(株)巴商会
(株)ヒラカワ
(株)前田鉄工所
三浦工業(株)(株)

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