キャンパス大使とは、本学在学生がお世話になった出身高校を訪問し、所属学部の様子を後輩の高校生に伝えることで、高校生の進路選択に役立ててもらうことを目的とした、全国的にも独自性の高い制度です。
2000年度に経済学部で開始され、2006年度以降は全学部から学生を派遣しています。キャンパス大使に応募し、任命された学生は、実施方法などの説明を受けた後、自ら高校に連絡して実施時期を交渉します。母校訪問時には、自らの学問や学生生活について高校生や教員に説明し、質問や相談を受けます。キャンパス大使を経験することで、学生の「教える力」やプレゼンテーション能力が涵養されます。高校の先生や生徒からもたいへん好評です。
派遣先高校は大分県を中心に全国各地に拡がっています。2010〜14年度の5年間で、223人もの学生が延べ134高校に派遣されました。
本事業の最大の成果は、学生自身の人間的成長です。参加学生の声に見られるように、その後の勉学意欲にも意識変化が見られ、「学びは高きに流れる」ことが実感できます。
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