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画像:イントロ] 前回、舞踏のことにチョイト触れ、「舞踏ツアーなんてのもいいかもネ」なんて軽く書きましたが、早速実現です。橋本まつりさんも出ている「シンフォニー・M」(大駱駝艦)。80歳過ぎの元気なお友達も参加して、オバさん数名で観劇します。私以外は舞踏初心者ですが、せいぜい楽しんで参りま〜す。
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画像:イントロ] 相変わらず小布施通いが続いています。地図とは直接関係ありませんが、小布施を知るうえで欠かせない伝統行事「安市」の祭りを見て来ました。かつての「六斎市」の名残で、稚児行列や花火、そして皇大神社でのだるま市...メインイベントは火渡りの神事。真っ赤に燃え立つ炭の上を歩いて渡るもの。皆さん寡黙に渡っていましたが、ありゃ確実に熱いよね、絶対!
安市の夜は、農家民泊で今までに何回も泊まった利根川さん宅にお世話に。奥さんの成子さんはこれまた料理が上手。この日も食べきれないほどの手料理がテーブルに並びました。
食後は、成子さんの提案で野沢温泉の「火まつり」に連れて行っていただきました。「道祖神まつり」とも呼ばれるこの祭りは、日本三大火祭りの1つだそうです。数日かけて作られた木組みの社殿をめぐり、松明で火をつけようとする村民と、社殿を守る厄年の男たちの攻防戦が見ものです。最後には社殿に火が入り、大きな炎となって崩れゆく様は圧巻。予備知識がないままの私は、この祭りの意味は何だろうと、先人が作り上げて来た祭りへの思いを漠然と噛み締めていました。それにしても外国人の観光客の多い事。多いのはいいのだけれど、やたら興奮気味に無意味に大声で騒ぐさまにはちょっと興醒め。「お前らウルせぃ〜、これは神事なんだぞ!」と言ってやりたかったです。
※(注記)野沢温泉村「火まつり」
http://www.nozawa.jp/cgi-bin/blog/log/eid180.html
滋賀県甲賀市・甲南町の商工会から絵地図制作依頼のメールが暮れに舞い込みました。12月に放映されたテレビ「ソロモン流」の影響でしょうか。甲南町は"甲賀流忍術の発祥の地"だそうで、忍者と聞いて「面白そう!」と、すわ現地に飛びました。甲南町の第一印象は...遠い。ローカル線は日中は1時間に1本なのだぁ。
担当者が忍術屋敷などの主だった観光名所を案内してくれましたが、私が一番興味を引かれたものは、竹のものさし=竹尺を作る岡根製作所。乾燥された竹で作るものさしは、金属製のそれより伸縮がないそうです。これってスゴイことだよね。
同じ1尺でも、呉服の仕立てに使う鯨尺と建築用の金尺では7.5センチも違う...これも驚き。これら専門職用の竹尺は、社長である岡根勝さんが1本1本手作りで作ります。その一部を見せていただきましたが、目にもとまらぬ早さで目盛を刻むんですね〜 これぞ職人技! 竹のものさしで育った方は、手になじむ触感と風合いが懐かしいでしょう。いいえ、懐かしがらずに、も一度竹のものさしを使ってほしいものです。時代はエコですし。
※(注記)甲南町商工会
http://www.ex.biwa.ne.jp/~kounan/
※(注記)岡根製作所
http://www.aiai-work.com/hitoaruki/shiga164/shiga164.html
お散歩途中で私がよく見つけるのがモダン・アート。絵は美術館やギャラリーの中だけにあるんじゃないんですね。都会でも田舎でも、人の匂いのする所にはたくさんのモダン・アートがあります。皆さんも、目線を変えて見慣れた風景をご覧になれば、いくつものモダン・アートを発見することができますよ。
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