Ecuadoreir→中々実家に戻らない長男の日記→やっと戻った長男の日記、を経て。たぶんこれが最後、NPO法人プエルタ・ハルの日常を自由にたまにまじめに綴る場所です。
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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2016年02月22日

原点かどこか。


週末は久々に新潟へ。


いつもの独り飲み。


ボトルを入れて一人ツブれる。


大丈夫か?おれ。


齋藤です。


新潟で飲むとダメですね。

いや新潟がダメなのではなく、わたくしがダメなんです。




目を開けるとそこには綺麗な星空。
ここどこだと時計を見ると夜中の3時。
実家の最寄り駅から70km離れた駅のホームで寝ていたあの夏の日。





気が楽になるのか何なのか。


謙虚に行こう。



さて今回の帰省。
あんまり新潟には帰らないんですけど、
ちょいと楽しみな事がありました。


楽しみな事とは、
前の学校で関わった生徒と昼メシを食うこと。


学生生活最後の冬。
「不採用」の通知を両手一杯に受け取ってボーっとしていた24歳の齋藤少年。



修了直前に舞い込んできた一つの話。

「お前ここで働いてみるか」

初めての職場はフリースクールと呼ばれる学校でした。




諦めかけていた教師という職業。

この学校で過ごした3年間はとんでもなくオモロかった。

そしてそこは
「教師やってみたい」という
アマチャン齋藤の目標を叶えてくれた場所でもありました。



今回一緒に飯を食った彼はそこに3番目に入学した生徒。


2年半。


年末年始を除いてほぼ毎日24時間生活を共にしました。







時間通りに到着。

丁寧に挨拶してくれる。

かれこれ4年ぶりの再開。


「うおーーーーまだ人前に行くと緊張しちゃいます」


と笑うも、
その緊張がほぐれるのにそんなに時間はかかりませんでした。


一日20時間近くゲームをしていた彼。


そっちの世界ではバリバリの世界ランカー。



当時の彼は全てを否定していました。
ゲームで成果を出す事。
認められる事。

平等なルールの中で繰り広げられる勝負で成果を出す事は

「オレハデキテル」

という肯定感を彼に与えていたのかもしれません。



ゲームについて純粋に考えるキッカケをくれた生徒でした。




不安と消えかかる期待との葛藤。

もう聞き飽きましたが第一印象は最悪だったとのこと。
こんなガラ悪いヒトと仲良くなる事は一生ないと思っていた、って。

言った後は決まって、
「あ、今失礼な事いいました!すいません!」と笑う。


つか、
おれはガラ悪くないよ。
良い方だよ。
むしろさわやかでしょ。


初めての相談から数ヶ月。
とんでもない勇気を出して行動に移した一泊体験。
そこで「行ける、いや行きたい」と思ったそうです。




高校卒業資格の取得を一つの目標に設定。
でも、ホントのところはそこじゃない。


ヒトを求めていた。



食べて、寝て、遊んで、勉強して、泣いて。
戦い抜いた2年半。




「あの2年半はお前にとってどうだったよ」



と聞いてみる。



「うーん。大変でしたよ。でも何かおれが言うのも変なんですけど、
ヒトって良いですね。あの生活には感謝してます。
あん時の経験があったから今頑張れています。
あ、実は今ほとんどゲームしてないんですよ」

と照れくさそうに言う彼を見て、
自分の中で沸々とわき上がるもんを感じた日曜日。



「働いて2年になります。
昨日は飲み会だったんですよ。
職場のヒトがすごく良い人たちなんで出来るだけ参加してます。
自分から連絡出来ない質なんで言ってなくてすいません。」

だって。

今度は奢ってもらおっと。
宴会込ね。





夜には絶対に自分からしないと言っていたメール。


「会えて本当に嬉しかったです、機会があればまた会いたいです」



聞きたい事、話したい事のほんの一部しか話せなかったけどおれも会えて良かった。


ありがとう。







いまおれはどこにいるんだろう。

原点か。

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。


どちらにせよ、そん時より大分後になってそこらへんに気付くらしい。



まずは今を大切に。


今週もよろしくお願いします。











Posted by サイトウ ユウタ at 07:00Comments(0)
(追記) (追記ここまで)

2016年02月14日

あん時なら星人と今なら星人。


衝撃の久々投稿。

髪伸びました。

齋藤です。


切りますよ。


宮城リョータ風カットに。



ゴリっぽくなる匂いも漂う中。




もう花道カットはしたし。




大好きな宮城リョータ風カットに髪きります。


乞うご期待!



さてカレンダーを見ると今日はバレンタインデー。

世の中の男子が期待を抱き、そして落ち込む日であります。

落ち込むなら最初から期待しない方がいいよ、
と思ったそこのあなた。





だからモテない!!






多いに期待し、多いに落ち込もうじゃありませんか。
スベッてなんぼ。


そんなあなたを齋藤は応援します。
そんな私を応援していただけると幸いです。



自宅の薄っすい郵便受けにトラック数台分のチョコレートが入るか?と心配しつつ
宿直から帰宅すると一通の手紙が。




電気代の請求書(一月分)。


2750円。




上等だよ。



これ投稿したら払ってきます!





早いもんで2月も中旬。

今年度の生徒が登校する日も1ヶ月を切っております。


と同時に、
齋藤が上田で生活をはじめて丁度1年が経ちました。



いつかも言ったかもしれないけど振り返るのはあんまり好きじゃありません。



過去に縛られて悶々とするより、
未来の自分に期待するために時間を割いた方が良いと思うから。



そのための過去であるなら多いに考えたい。
そのための過去であるなら多いにやり合いたい。




そんなところに注意しながら。
はてこの一年はどんな一年だったかなを考えます。
驚く程出てきませんw。



あの日から一年。

あの時の気持ちは忘れていないか?

方向は違っていないか?



一緒である必要はない。
全部一緒だって言うなら怪しい。


間違っても良い。
全部間違ってないって言うなら怪しい。




ただ、
あん時は良かった。


あん時は楽しかった。


あん時なら出来た。


あん時なら、あん時なら。



あん時なら星人にはなりたくない。
あん時なら、のならは今を否定しているように感じます。
じゃーそん時やれよ、とも思います。

疑う事は必要だけど、
今を否定しながら生きることから何が生まれるだろう。
ヒトだからそんな時もあると思うけど。


同じ「なら」を使うなら「いまなら」と言いたい。

「いまなら」のならはどこか前向きに聞こえます。
齋藤だけでしょうか。

むりに頑張ろうぜ!と言う訳ではなく。
ネガティブでも何でも、あくまで「今」生きている訳で。
いまどうするか。
どうせならいまなら星人になりたい。


まーおなら星人でもよいけど。




一年経った今。
はて齋藤はどこに向かっているんだろう。

卑下せず謙虚に。
そして大胆に探していこう。

よく分からんけど色々あった一年。
いつも通り少し時間が過ぎるとハッキリしてくるんだろうけど、
とりあえず今ならそう言えるような気がします。







今日は雨。

バレンタインデーにはちょうど良い。

タッチの続きを読むにもちょうど良い。



久々に気持ちいい雨であります。


良い休日とバレンタインデーを!




Posted by サイトウ ユウタ at 09:44Comments(0)
(追記) (追記ここまで)
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