「65日間も太陽が昇らない街」アメリカ最北端の都市ウトキアグヴィクの驚きの日常
「65日間も太陽が昇らない街」アメリカ最北端の都市ウトキアグヴィクの驚きの日常
アラスカ州ウトキアグヴィクはアメリカ最北端の都市で、ただでさえ極寒の土地。
それに加え、冬は2か月以上も夜明けが来ない「極夜」(きょくや)が、ずっと続くのだとか。
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SUN NEVER RISE IN THIS PLACE WITHIN MONTHS Utqiagvik Barrow City, Alaska - YouTube
アラスカ州ウトキアグヴィクで11月18日に沈んだ太陽は、次に顔を出すのが来年1月22日。65日間も太陽のない「極夜」(きょくや)が続くのです。
(※(注記)夏は太陽が沈まない「白夜」を迎え、5月上旬〜8月上旬までの約80日間)
考えられないほど長い夜の世界に驚きを隠せません。
現地人による、生活リズムを守る秘訣・朝でも昼でも外が真っ暗なので、人工照明とアラームが必須
・学校や職場は普通に稼働
・家庭は 光療法ランプ(SADライト) を使って「朝」を作る人が多い
・「太陽は昇らないけど時計は動く」という割り切りが基本
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●くろまる自分なら外に繰り出して、ビタミンDサプリメントのビジネスを始める。
↑ええと......もし核の冬が訪れたら、君のビジネスは「急成長」するだろうな。
↑自分はピザチェーン店を開くよ、完璧な場所さえ見つければね。
↑地下室の一室を提供するよ、家賃はタダ。代わりにピザをおごること!
↑自分はヴァンパイアを狩りに行くよ。
↑興味深いことに、イヌイットの人々は魚やアザラシから十分なビタミンDを摂取できるんだ。これが、彼らの多くがユーラシア人のように肌が白くならなかった理由でもある。
●くろまるそして夏はまったく逆だ。太陽が沈みかけるとすぐにまた昇り始める。
出典:自分。アラスカで釣りをしながら夏を過ごした。
↑そう、ウトキアグヴィクの「白夜」は80日ほど続く。8月頃に終わり、11月から1月までは太陽がさよならを告げる。体内時計がどう狂うのか想像もつかない(怖いもの見たさに体験してみたい気持ちは強い)。
↑白夜の方が極夜より楽に感じる。太陽を遮るカーテンの方が、日光に似た特殊なランプで光を浴びるより簡単だから。
↑聞いた話では逆らしい。一日中明るい方が体内時計は乱されるそうだ。
↑ここの住人だけど、慣れればそんなに悪くないよ。
●くろまる日が昇るまで飲み続けるんだ!
↑その考え方は好きだぜ、乾杯!
●くろまるああ、カナダの亜寒帯に住んでた頃を思い出すよ。二度とごめんだ。今は幸せに太平洋岸北西部を楽しんでるから、みんなに同情を送るよ。
極夜の期間は、家族と過ごす時間が増えたり、オーロラ観察(天気次第では毎晩現れる)など、ポジティブな要素も多いとのことです。
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