2017年03月14日
田んぼで女子会???
青空が恋しくなる天気模様が続き、
明日は冷える一日となるようです。
過日、テレビを見ていると、
田んぼで女子会
と云う文字が目にとまりました。
今風に表現したものだと感心。
80を過ぎた女性達の戦時中の話のせいか、
我が家の老婆は、食い入るように関心をもって見ている様であった。
その話の中で、
田んぼにてお喋りしている時に、空襲に遭遇し、
畦や水路に腹ばいになり身を守ったと話していた。
30数年前、不法入国のメキシカンと働くのが常である
USAの農場で、メキシカン達と労働中、
遠くに入国管理局(イミグレーション)の車を確認すると、
逮捕されたくない一心で、
咄嗟に走り出して逃げる者、畝と畝の間に腹ばいになり身を隠す者、
テレビの話と似たような光景を目の当たりにしていることを思い出しました。
全米屈指の農業地帯は、USAのサラダボールといわれ、
産業の現場を支えているのは、メキシコ人であるという現実でした。
生きるために越境してくる彼らの中には、
ティーンエイジャーの少年も含まれ、
その彼ら達のピースワークに仕事の上で、
勝ることはなかった事を記憶しています。
恵まれている国で生活している事を反芻させてくれた田んぼでの出来事です。