2014年02月27日
霧のむこうに
2月は逃げると言われるとおり
1日1日が瞬く間にすぎてゆく
テレビを消した部屋には
ファンヒターの音ばかり低音で続く
Untitled
読みかけの本は 同じ位置から動かない
開封しない雑誌も同じ場所
机の上には 処理できない「もの」の山
Untitled
行きたいところは増えるばかり
行かなければならないところもあるにはある
見て見ぬふりに慣れてくると
慣れることなどできないから 見ないふりをする
Untitled
日々はじまる新しい出会い
誰もが埋没することなく生きている
重ねられぬ生き様を覗いてしまう
堅実な生き方に 奔放な生き方に
その時々で あこがれ うらやみ
自分の生き方に自問自答する
答えなどありはしない
だから明日を迎えることができる
Untitled
また言葉を探してしまう
探した言葉の一つ一つが
脈絡もなく動きまわる
言葉は飾り
だから言葉を楽しむ
Untitled
飽和した頭も体も心も
休みたいと合図する それさえ 分からない
たくさんのことが増えていく
たくさんのことを拒めない 拒みたくなどない
Untitled
何かいいこと 何か楽しいこと ありそうで
楽しむすべは 知っている
たくさんの たくさんの人と 分かち合うこと
あと一日過ぎれば 3月になる
時は過ぎる 急がねば 去ってしまう
Untitled
「あこがれいづる こころ いずこに つなぎとどめん」
1日1日が瞬く間にすぎてゆく
テレビを消した部屋には
ファンヒターの音ばかり低音で続く
Untitled
読みかけの本は 同じ位置から動かない
開封しない雑誌も同じ場所
机の上には 処理できない「もの」の山
Untitled
行きたいところは増えるばかり
行かなければならないところもあるにはある
見て見ぬふりに慣れてくると
慣れることなどできないから 見ないふりをする
Untitled
日々はじまる新しい出会い
誰もが埋没することなく生きている
重ねられぬ生き様を覗いてしまう
堅実な生き方に 奔放な生き方に
その時々で あこがれ うらやみ
自分の生き方に自問自答する
答えなどありはしない
だから明日を迎えることができる
Untitled
また言葉を探してしまう
探した言葉の一つ一つが
脈絡もなく動きまわる
言葉は飾り
だから言葉を楽しむ
Untitled
飽和した頭も体も心も
休みたいと合図する それさえ 分からない
たくさんのことが増えていく
たくさんのことを拒めない 拒みたくなどない
Untitled
何かいいこと 何か楽しいこと ありそうで
楽しむすべは 知っている
たくさんの たくさんの人と 分かち合うこと
あと一日過ぎれば 3月になる
時は過ぎる 急がねば 去ってしまう
Untitled
「あこがれいづる こころ いずこに つなぎとどめん」
- [フレーム]
(追記) (追記ここまで)
2014年02月25日
雪に感激して始まった安心院行き
安心院行きは、雪の阿蘇からはじまった
阿蘇の蒼穹は
雪の五岳と雪けむりにかすみ
末枯れ色と雪の北外輪山にくっきりと
足を止める雪のいざない
または無い阿蘇からのプレゼント
享受しないで何とする
いつもの場所から
いつもにない風景を愉ませてもらう
雪の山を越えて雪の峠を越えて
宇佐市院内町へ
石橋の宝庫へ石橋の里からおとなう
ここにもマチュピチュ
雪の消えない棚田の石垣は
ゆるい曲線がリズミカル
画一化された石橋は
あまり語ってくれない
人を迎え入れて盤石となる石の橋
水の流れのきらめきが 春を聴かせてくれる
いつの間にか安心院町
ワイナリーは閉店まじか
痩せていない九曜の紋は細川家ゆかりの寺
凍てつく道をたどり 怒涛から真綿に代わる滝に言葉を失う
雪の宿の出合い 再会
みじかい安心院の夜 名残惜しくも過ぎてゆくかな
阿蘇の蒼穹は
雪の五岳と雪けむりにかすみ
末枯れ色と雪の北外輪山にくっきりと
足を止める雪のいざない
または無い阿蘇からのプレゼント
享受しないで何とする
いつもの場所から
いつもにない風景を愉ませてもらう
雪の山を越えて雪の峠を越えて
宇佐市院内町へ
石橋の宝庫へ石橋の里からおとなう
ここにもマチュピチュ
雪の消えない棚田の石垣は
ゆるい曲線がリズミカル
画一化された石橋は
あまり語ってくれない
人を迎え入れて盤石となる石の橋
水の流れのきらめきが 春を聴かせてくれる
いつの間にか安心院町
ワイナリーは閉店まじか
痩せていない九曜の紋は細川家ゆかりの寺
凍てつく道をたどり 怒涛から真綿に代わる滝に言葉を失う
雪の宿の出合い 再会
みじかい安心院の夜 名残惜しくも過ぎてゆくかな
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(追記) (追記ここまで)
2014年02月20日
勢井阿蘇神社 春の大祭 奉納願成芝居 (2)
DSC_0134
フットパスで新コースを歩いていたら、ウメモドキがたわわに実をつけていました。
以前は、山に行くとよく見かけていましたが、今はほとんど見かけなくあってしましました。
前日のつづき
年番と呼ばれる当番の集落が、一年間例祭の奉仕はもとより、神域の草切り、注連縄の
交換、そして春の大祭における願上芝居の奉納など維持を持ち回りで担当します。中でも
一番大きな仕事が、願上芝居の奉納ということになります。
勢井神社の足元に住まい、毎年、願上芝居を見ている私たちは、一連の作業の流れがだ
いたい分かっています。ついついお花だけを包んで済ませていると、年番が来ると、大変
な苦労をすることになります。十数年ごとに巡って来るため、経験者が少なく、その集落
にとっては一大事業になります。年番の交代は、春の彼岸の中日です。この日に、春の大
祭(願上芝居)の日程、当日の劇団の発表となります。それでは四月初旬の当日に間に合い
ませんので、その前から、準備をすることになります。竹伐り作業から数えると、すべて
終えるまで述べ日数で十日ほどかかる大作業です。昔ながらの竹・藁・桧を使っての桟敷
が、この祭りを一際盛り上げます。
ipad 24年3月27日 088
つぼに座る人が少なく、がらんとしていた一時期に比べると、この頃は観客の数が多く
なっています。勢井神社の足元に住まい、毎年たくさんの人に見てもらいたいと案内して
いる我が家にとっては嬉しい限りです。当日の中入りと呼ぶ弁当には、昔ながらの十人重
箱弁当を使っています。よく考えて機能的に作ってあり、また見た目も美しく出来ていま
す。使わないでいるとかえってくすんで、漆がはげてしまいます。中に詰める料理は、お
にぎり、煮しめ、白和え、味噌和え、天ぷらなどです。材料は、ほとんどが山菜と地元の
野菜類。蓬まんじゅう、ノビルの味噌和え、蕗のキンピラ、タラの芽のテンプラ等々。材
料となる山菜を取ることが楽しいと、弁当作りから来る人もいます。
芝居 001
ある年、山都町(旧矢部町)から来られた方々の中のでN氏は八十歳を過ぎていました。
桟敷席に座り食入るように舞台を見て、「私の一族の中で、桟敷席で見たのは、私一人
です。あの世のみんなにいい土産話が出来ました。今日は本当にありがとうございまし
た。」と話し出されました。「桟敷席は入札で、裕福な家のものしか購入できませんでし
た。子供心に、いつかは桟敷席に座りたいと思っていましたが、入札に参加できるよう
になった時には、もう願上芝居自体が無くなっていました。今日は思いがけず誘ってく
ださってありがとうございました。」他の人達もNさんの話に頷いて、思い出話が次々に
出てきました。「嫁をもらった家では、精一杯着飾らせてお披露目を兼ねていました」
「昔は夜に行われていたので、若い人たちは今でいうデートの楽しみも...。」「願上芝
居は大変な賑わいで、つぼは込み合い、トイレに立とうものなら、元の席に戻ることが
出来ないほどでした」。気軽に誘った人の中には、このようにこちらが思う以上に喜ん
でくれる人もいます。
芝居 011
フットパスで新コースを歩いていたら、ウメモドキがたわわに実をつけていました。
以前は、山に行くとよく見かけていましたが、今はほとんど見かけなくあってしましました。
前日のつづき
年番と呼ばれる当番の集落が、一年間例祭の奉仕はもとより、神域の草切り、注連縄の
交換、そして春の大祭における願上芝居の奉納など維持を持ち回りで担当します。中でも
一番大きな仕事が、願上芝居の奉納ということになります。
勢井神社の足元に住まい、毎年、願上芝居を見ている私たちは、一連の作業の流れがだ
いたい分かっています。ついついお花だけを包んで済ませていると、年番が来ると、大変
な苦労をすることになります。十数年ごとに巡って来るため、経験者が少なく、その集落
にとっては一大事業になります。年番の交代は、春の彼岸の中日です。この日に、春の大
祭(願上芝居)の日程、当日の劇団の発表となります。それでは四月初旬の当日に間に合い
ませんので、その前から、準備をすることになります。竹伐り作業から数えると、すべて
終えるまで述べ日数で十日ほどかかる大作業です。昔ながらの竹・藁・桧を使っての桟敷
が、この祭りを一際盛り上げます。
ipad 24年3月27日 088
つぼに座る人が少なく、がらんとしていた一時期に比べると、この頃は観客の数が多く
なっています。勢井神社の足元に住まい、毎年たくさんの人に見てもらいたいと案内して
いる我が家にとっては嬉しい限りです。当日の中入りと呼ぶ弁当には、昔ながらの十人重
箱弁当を使っています。よく考えて機能的に作ってあり、また見た目も美しく出来ていま
す。使わないでいるとかえってくすんで、漆がはげてしまいます。中に詰める料理は、お
にぎり、煮しめ、白和え、味噌和え、天ぷらなどです。材料は、ほとんどが山菜と地元の
野菜類。蓬まんじゅう、ノビルの味噌和え、蕗のキンピラ、タラの芽のテンプラ等々。材
料となる山菜を取ることが楽しいと、弁当作りから来る人もいます。
芝居 001
ある年、山都町(旧矢部町)から来られた方々の中のでN氏は八十歳を過ぎていました。
桟敷席に座り食入るように舞台を見て、「私の一族の中で、桟敷席で見たのは、私一人
です。あの世のみんなにいい土産話が出来ました。今日は本当にありがとうございまし
た。」と話し出されました。「桟敷席は入札で、裕福な家のものしか購入できませんでし
た。子供心に、いつかは桟敷席に座りたいと思っていましたが、入札に参加できるよう
になった時には、もう願上芝居自体が無くなっていました。今日は思いがけず誘ってく
ださってありがとうございました。」他の人達もNさんの話に頷いて、思い出話が次々に
出てきました。「嫁をもらった家では、精一杯着飾らせてお披露目を兼ねていました」
「昔は夜に行われていたので、若い人たちは今でいうデートの楽しみも...。」「願上芝
居は大変な賑わいで、つぼは込み合い、トイレに立とうものなら、元の席に戻ることが
出来ないほどでした」。気軽に誘った人の中には、このようにこちらが思う以上に喜ん
でくれる人もいます。
芝居 011
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(追記) (追記ここまで)
2014年02月20日
勢井阿蘇神社 春の大祭 奉納願成芝居 (1)
昔書いた古い文書を見つけました
春のうららかな一日、美里町大井早勢井に鎮座する勢井阿蘇神社の春の大祭では、
農村舞台で奉納芝居が演じられます。神社の境内が駐車場として整備されていく中
、勢井神社には「つぼ」と呼ばれる後方が高くなっていく観覧席、二段桟敷が組める
石垣が残っています。
[画像:桟敷 全景]
各地で「まつり」が行われなくなっていく中、勢井阿蘇神社春の大祭で奉納願成芝居
が続けられているのは、私たちの誇りでもあります。ここには、神に五穀豊穣、家内
安全を願い、芝居を奉納しながら共に楽しむ、祭り本来のあり方が続いています。
春は作物の豊作を神様にお願いするので「願成」、秋には、作物の実りを神様に感
謝するので「願解」と聞かされ、秋の大祭に願成芝居を奉納するところもありました。
作物の豊作、不作が自然「天候」に大きく左右されるので、祈らずにはいられなかっ
たのです。祭りが、苦しい生活の中で維持されてきたのは、豊作が稲作に従事する
者だけでなく、為政者にも求められるものでした。「仁助咄」と云う江戸時代の百姓の
生活を書いた書物の中には、年貢を納めることが出来なくて「水牢」に入れられたり
どうしても納めることが出来なくて、滝に身を投げた者もいると書かれています。
芝居 009
豊作を願って神に祈ることは、誰にとがめられることのない村中の、休養日でも
ありました。神に供えた物を、直会で頂く事は、普段口に出来ないご馳走を食べ
ることでもありました。「飯喰い祭」はそのことを端的にあらわしています。
春のうららかな一日、美里町大井早勢井に鎮座する勢井阿蘇神社の春の大祭では、
農村舞台で奉納芝居が演じられます。神社の境内が駐車場として整備されていく中
、勢井神社には「つぼ」と呼ばれる後方が高くなっていく観覧席、二段桟敷が組める
石垣が残っています。
[画像:桟敷 全景]
各地で「まつり」が行われなくなっていく中、勢井阿蘇神社春の大祭で奉納願成芝居
が続けられているのは、私たちの誇りでもあります。ここには、神に五穀豊穣、家内
安全を願い、芝居を奉納しながら共に楽しむ、祭り本来のあり方が続いています。
春は作物の豊作を神様にお願いするので「願成」、秋には、作物の実りを神様に感
謝するので「願解」と聞かされ、秋の大祭に願成芝居を奉納するところもありました。
作物の豊作、不作が自然「天候」に大きく左右されるので、祈らずにはいられなかっ
たのです。祭りが、苦しい生活の中で維持されてきたのは、豊作が稲作に従事する
者だけでなく、為政者にも求められるものでした。「仁助咄」と云う江戸時代の百姓の
生活を書いた書物の中には、年貢を納めることが出来なくて「水牢」に入れられたり
どうしても納めることが出来なくて、滝に身を投げた者もいると書かれています。
芝居 009
豊作を願って神に祈ることは、誰にとがめられることのない村中の、休養日でも
ありました。神に供えた物を、直会で頂く事は、普段口に出来ないご馳走を食べ
ることでもありました。「飯喰い祭」はそのことを端的にあらわしています。
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2014年02月18日
思いがけない出会いと、願ってかなう出会う
またひとつ歳を重ねる
歳を重ねると実感せずに歳を重ねる
これは 幸せだ
美味しくお酒を飲むと
幸せになる
ともに飲めばまた優しくなる
DSC_0028
思いがけない人と
思いがけない場所で会うことの嬉しい事
旧友に出会ったような気になる
幼友達のような気になる
言葉が次から次に浮かび
言葉の奥から次の言葉があふれ
会話にならない会話が続く
DSC_0032
ワインを日本酒を
ゆっくりグラスを交わす
こんどはやさしく言葉を選び
ころがし 積み重ね 取り崩していく
満ち足りた刻
そして早く過ぎていく刻
DSC_0030
会いたい 逢いたい 願っていて叶うとき
言葉にならない 言葉は要らない
言葉になおすのを逡巡する
言葉にしてしまうと 違うような気がする
心に浮かんだ言葉と 口から出る言葉がちぐはぐ
願いは願っている間が 余裕があるのかも
ワインを日本酒を
グラスを交わし 言葉を探す
ひとたび言葉が形になると 止まらない
時間は瞬く間にすぎる
DSC_0032
言葉を選んで 手際よく話すことなどできはしない
だから 会うたびに時間が足りない
これもまた、楽しいことの繰り返し
思いがけない出会いを待ち 逢いたい人と逢いたいと願う
DSC_0113
いい歳を重ねよう
歳を重ねると実感せずに歳を重ねる
これは 幸せだ
美味しくお酒を飲むと
幸せになる
ともに飲めばまた優しくなる
DSC_0028
思いがけない人と
思いがけない場所で会うことの嬉しい事
旧友に出会ったような気になる
幼友達のような気になる
言葉が次から次に浮かび
言葉の奥から次の言葉があふれ
会話にならない会話が続く
DSC_0032
ワインを日本酒を
ゆっくりグラスを交わす
こんどはやさしく言葉を選び
ころがし 積み重ね 取り崩していく
満ち足りた刻
そして早く過ぎていく刻
DSC_0030
会いたい 逢いたい 願っていて叶うとき
言葉にならない 言葉は要らない
言葉になおすのを逡巡する
言葉にしてしまうと 違うような気がする
心に浮かんだ言葉と 口から出る言葉がちぐはぐ
願いは願っている間が 余裕があるのかも
ワインを日本酒を
グラスを交わし 言葉を探す
ひとたび言葉が形になると 止まらない
時間は瞬く間にすぎる
DSC_0032
言葉を選んで 手際よく話すことなどできはしない
だから 会うたびに時間が足りない
これもまた、楽しいことの繰り返し
思いがけない出会いを待ち 逢いたい人と逢いたいと願う
DSC_0113
いい歳を重ねよう
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2014年02月15日
棚底の細道 20140211 pm
天草市倉岳町棚底
防風石垣 こぐり 棚底城
それらより私を惹きつけてやまないのは
道 細い 人が歩くだけの道
直線はひとつもない
微妙にカーブを持つ
だからワクワクする
「シンポジウムでフットパスの話を」
午後からの会の前に歩かせていただいた
その時 魅了された 細い路地道
「また、歩きたい」病に罹患してしまった
Untitled
太郎丸岳下山後
天草市倉岳町倉岳支所を目指す
車道も道が細い 古くからの街だと知れる
小学校の横を過ぎて 四つ角にJA
休日なので駐車場に一台の車も無い
車を止めさせてもらって
歩き始める 風が強い「倉岳おろし」を実感
細い道を探して歩く
午後の陽射しはあっても 風が強く寒い
日に照らされて防風石垣が輝き 誘う
一つの通りを抜けると 次の通りがまた招く
右か左か 迷いつつも歩いて行く
Untitled
Untitled
「寒いですね」「こんなもんじゃなかよー」
出会ったおじさんが「耳削ぎ」と教えてくれた
耳が千切れるほど強い風
「風は谷にあたって、こちらから吹き付ける」
石垣の高さは 家の側面が高く 奥が低い
風の向きに合わせて 積み上げているのだ
Untitled
海抜ゼロメートルの海
底に石が見える
青い海に 白い船が浮いている
風が強いから 海原に白波が立っている
ふたたび 細道をめぐる
子どもたちが遊んでいた
「ねー ねー この石垣なんで積んであるか知ってる」
「うん」予想した答えに嬉しかった
時間の流れが早い
影が長くなった
Untitled
また来たい病は、完治しそうにない
- [フレーム]
2014年02月14日
次郎丸岳〜太郎丸岳トレッキング 20140211
その2
「あれ、フットパスの・・・」
見たような顔の男性が声をかけてきた
「はい・・・」
「11月の全国大会で小崎コースを歩きました」
「何回か美里フットパスを歩いています」
短い時間の
思わぬ出会いに驚き
迂闊な事はできないと改めて思った
思ったが、思ったが、思ったが
頂上はゴーゴーと風が音を立てている
追い抜いた1組が降りてきた
入れ替わりに頂上に立つ
Untitled
鋸岳が目の前、重なって観海アルプス
青い八代海の向こうに
幾重にも重なった山の奥に
脊梁が雪嶺を連ねている
遠くの山々が見えるけれど
どれがどの山とは同定できない
Untitled
グルリと見回すと
やはり普賢岳は圧巻
島原湾の前の松島の海が
素晴らしいグラデーションを見せている
天草五橋の4橋が見える
見とれていると 風に飛ばされそうになる
Untitled
賑やかなグループが下山の準備を始めた
西日本新聞社の方も混じっているらしい
歩かせていただく「フットパス」
登らせていただく「のぼろ」
そのうち、歩かせていただく「あるこ」を発行しよう
賑やかに彼らが去った後は
急に静かになり なおさら風の音が高くなった
風が当たらない場所を選んで
昼食を取る
風が当たらない場所は また「圏外」でもあった
やがて一組が頂上に現れ 入れ替わりに下山を始めた
一枚岩の大岩まで来ると
「あれが高千穂峰、霧島よ」
賑やかな声がして
華やかな一行が登ってきた
「根子岳が穏やかに見える」
「根子岳が見えますか」と問う
指さした先には
「あれは、甲佐岳じゃ」
「あの奥が阿蘇だから・・・」
霧島ではないですよとは言えなかった
Untitled
岩と岩が重なり
木々が適度に茂り
ロープが適度に設置してある
「稲妻落とし」はステックを使うより
両手両足を駆使したほうが
登も下りも楽
だから、おかしな格好になる
自分には見えないが
柄が木々に引っかからないように
登ったり、下ったりするには
結構テクニックが要る
太郎分れから太郎岳に向かう
こちらは、草切りがされてない
シダの切っ先がレッグウォーマーに引っかかる
頂上に見紛う大岩に立つ
ひとたび下ってから登り返すと太郎丸岳
九州オルレ松島コースを歩いた時の寄り道
千元森岳が下にあり 奥に普賢岳をたてる
Untitled
次郎丸岳397mが眼前にそびえ立つ
太郎丸岳281mがなぜ低い
「兄が気を使い 弟が気ままに」と勝手に思ってしまった
「あなた方が見えたので来ました。
見えなければ、あの岩で諦めて帰るはずでした」
4月から転勤で熊本を去るので
九州の山にたくさん登っておきたい
風邪気味で体調が悪かったが
登りに来ました
チョコレートとりんごを交換
コンビニ弁当を食べる彼を残し下山する
Untitled
新コースを通り 霜解けの道に滑って
「おかえりなさい」と麓のおばあちゃんに迎えられた
笑顔と声掛け 最高のおもてなしに満足した トレッキングでした。
登らせて頂いて「ありがとうございます」
「あれ、フットパスの・・・」
見たような顔の男性が声をかけてきた
「はい・・・」
「11月の全国大会で小崎コースを歩きました」
「何回か美里フットパスを歩いています」
短い時間の
思わぬ出会いに驚き
迂闊な事はできないと改めて思った
思ったが、思ったが、思ったが
頂上はゴーゴーと風が音を立てている
追い抜いた1組が降りてきた
入れ替わりに頂上に立つ
Untitled
鋸岳が目の前、重なって観海アルプス
青い八代海の向こうに
幾重にも重なった山の奥に
脊梁が雪嶺を連ねている
遠くの山々が見えるけれど
どれがどの山とは同定できない
Untitled
グルリと見回すと
やはり普賢岳は圧巻
島原湾の前の松島の海が
素晴らしいグラデーションを見せている
天草五橋の4橋が見える
見とれていると 風に飛ばされそうになる
Untitled
賑やかなグループが下山の準備を始めた
西日本新聞社の方も混じっているらしい
歩かせていただく「フットパス」
登らせていただく「のぼろ」
そのうち、歩かせていただく「あるこ」を発行しよう
賑やかに彼らが去った後は
急に静かになり なおさら風の音が高くなった
風が当たらない場所を選んで
昼食を取る
風が当たらない場所は また「圏外」でもあった
やがて一組が頂上に現れ 入れ替わりに下山を始めた
一枚岩の大岩まで来ると
「あれが高千穂峰、霧島よ」
賑やかな声がして
華やかな一行が登ってきた
「根子岳が穏やかに見える」
「根子岳が見えますか」と問う
指さした先には
「あれは、甲佐岳じゃ」
「あの奥が阿蘇だから・・・」
霧島ではないですよとは言えなかった
Untitled
岩と岩が重なり
木々が適度に茂り
ロープが適度に設置してある
「稲妻落とし」はステックを使うより
両手両足を駆使したほうが
登も下りも楽
だから、おかしな格好になる
自分には見えないが
柄が木々に引っかからないように
登ったり、下ったりするには
結構テクニックが要る
太郎分れから太郎岳に向かう
こちらは、草切りがされてない
シダの切っ先がレッグウォーマーに引っかかる
頂上に見紛う大岩に立つ
ひとたび下ってから登り返すと太郎丸岳
九州オルレ松島コースを歩いた時の寄り道
千元森岳が下にあり 奥に普賢岳をたてる
Untitled
次郎丸岳397mが眼前にそびえ立つ
太郎丸岳281mがなぜ低い
「兄が気を使い 弟が気ままに」と勝手に思ってしまった
「あなた方が見えたので来ました。
見えなければ、あの岩で諦めて帰るはずでした」
4月から転勤で熊本を去るので
九州の山にたくさん登っておきたい
風邪気味で体調が悪かったが
登りに来ました
チョコレートとりんごを交換
コンビニ弁当を食べる彼を残し下山する
Untitled
新コースを通り 霜解けの道に滑って
「おかえりなさい」と麓のおばあちゃんに迎えられた
笑顔と声掛け 最高のおもてなしに満足した トレッキングでした。
登らせて頂いて「ありがとうございます」
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2014年02月13日
次郎丸岳〜太郎丸岳トレッキング 20140211
休みとなると、やらなければならないことが山ほどある
入れ替えの終わっていない宙ぶらりんな服たち
配置換え途中のタンス一竿
「捨てられないもの」と書いた紙の貼られた箱が増えていく
ぜーんぶ あとで
せっかくの休み、充電しようとエンジョイする
オルレ松島コースを歩いた時に見えていた
観海アルプスや次郎丸岳
行くと決めたのは、前夜 いつもの行き当たりばったり
これが面白い と思ってしまう自分がまた面白い
Untitled
西に向かって走ると 普賢岳がぽかっと見えた
東から西に走ると、朝日に前方が浮き立つ
なんちゃら2.5もなさそう
そのはず、台風並みの強風が吹きまくる
オルレコースを歩いた時は、一瞬たりとも顔を見せてくれなかった
次郎丸岳に登ろう 普賢岳が正面に見えるから
久しぶりの次郎丸岳 1年ぶり 前回は西の住吉神社コースから登った
今回は オーソドックスに今泉コース
Untitled
駐車場は びっしり車で埋まっていた
こういう時「軽」は得だ 隙間に頭から突っ込んだ
頂上は狭い これだけの人が...
風が強いから誰も長居はしまい 勝手に良い方に解釈する
この頃は、こういう思考のパターンが多いなあ
格好はいつもの様に「一丁前」山ガールならぬ山オバ
iPadとGRDを首から下げた さすがに一眼レフは諦めた
梅は満開 水仙も満開 菜の花も満開
以前梅を手入れしていたおじいさんに会ったのはこの辺りか
Untitled
次々に追い抜かれる 見るものが多くて中々進まない
このパターンもいつものこと
ゆっくり あっちこっち 見回していくのが楽しい 面白い
それでも高度は稼いでいく
長寿の湧水 熊本市内からという男性組が 飲んだらと勧める
長生きしたら「アクシャウタレル」というと分かってみんなで大笑い
Untitled
太郎分れ まず急登の次郎丸岳から登ることにする
道脇に踏み込もうとした跡がある
稲妻落としの左側は、見えないが完全に岸壁なのだ
恐る恐る踏んでは確かめてカメラを構える
木の根を掴み、ロープを掴み
確実に高度を上げる
時々見える次郎丸岳の岩峰の上に人影が見える
風はないのだろうかと、つい思ってしまう
まだ霜の溶けていないところもある
身体は汗ばんでいるのに 風は痛いほど冷たい
振り返ると 有明海が 島々が 普賢岳が 五橋が
iPadを構えると 絵画のように切り取られた風景が見える
Untitled
つづく
入れ替えの終わっていない宙ぶらりんな服たち
配置換え途中のタンス一竿
「捨てられないもの」と書いた紙の貼られた箱が増えていく
ぜーんぶ あとで
せっかくの休み、充電しようとエンジョイする
オルレ松島コースを歩いた時に見えていた
観海アルプスや次郎丸岳
行くと決めたのは、前夜 いつもの行き当たりばったり
これが面白い と思ってしまう自分がまた面白い
Untitled
西に向かって走ると 普賢岳がぽかっと見えた
東から西に走ると、朝日に前方が浮き立つ
なんちゃら2.5もなさそう
そのはず、台風並みの強風が吹きまくる
オルレコースを歩いた時は、一瞬たりとも顔を見せてくれなかった
次郎丸岳に登ろう 普賢岳が正面に見えるから
久しぶりの次郎丸岳 1年ぶり 前回は西の住吉神社コースから登った
今回は オーソドックスに今泉コース
Untitled
駐車場は びっしり車で埋まっていた
こういう時「軽」は得だ 隙間に頭から突っ込んだ
頂上は狭い これだけの人が...
風が強いから誰も長居はしまい 勝手に良い方に解釈する
この頃は、こういう思考のパターンが多いなあ
格好はいつもの様に「一丁前」山ガールならぬ山オバ
iPadとGRDを首から下げた さすがに一眼レフは諦めた
梅は満開 水仙も満開 菜の花も満開
以前梅を手入れしていたおじいさんに会ったのはこの辺りか
Untitled
次々に追い抜かれる 見るものが多くて中々進まない
このパターンもいつものこと
ゆっくり あっちこっち 見回していくのが楽しい 面白い
それでも高度は稼いでいく
長寿の湧水 熊本市内からという男性組が 飲んだらと勧める
長生きしたら「アクシャウタレル」というと分かってみんなで大笑い
Untitled
太郎分れ まず急登の次郎丸岳から登ることにする
道脇に踏み込もうとした跡がある
稲妻落としの左側は、見えないが完全に岸壁なのだ
恐る恐る踏んでは確かめてカメラを構える
木の根を掴み、ロープを掴み
確実に高度を上げる
時々見える次郎丸岳の岩峰の上に人影が見える
風はないのだろうかと、つい思ってしまう
まだ霜の溶けていないところもある
身体は汗ばんでいるのに 風は痛いほど冷たい
振り返ると 有明海が 島々が 普賢岳が 五橋が
iPadを構えると 絵画のように切り取られた風景が見える
Untitled
つづく
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Posted by 小さな魔法使い at
22:12
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2014年02月10日
ゼネレーションギャップ
フリッカー オーガナイズ パブリック
カタカナ語が多いと言ったら
英語だと言われた
それでも Facebookやblogを
やれるからすごい
いかに周りの人に恵まれているか
感謝! 感謝! 感謝!
ゼネレーションギャップ
これがあるから、丁寧に教えてくれる
[フレーム]
WindowsとMacでは扱いが違う
ただでさえわからないのに
両方を使っている
なぜ?
使いやすいのは 今までのWindows
新しいもの flickr やblog はMac
何とかの手習いとは言うものの
お手上げが多いこと
ゼネレーションギャップは ありがたい
気を使ってくれるから
「63歳でこれだけやれるのはスゴイ!」
そう言われると その気になってしまう
明後日からICT研修が始まる
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カタカナ語が多いと言ったら
英語だと言われた
それでも Facebookやblogを
やれるからすごい
いかに周りの人に恵まれているか
感謝! 感謝! 感謝!
ゼネレーションギャップ
これがあるから、丁寧に教えてくれる
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WindowsとMacでは扱いが違う
ただでさえわからないのに
両方を使っている
なぜ?
使いやすいのは 今までのWindows
新しいもの flickr やblog はMac
何とかの手習いとは言うものの
お手上げが多いこと
ゼネレーションギャップは ありがたい
気を使ってくれるから
「63歳でこれだけやれるのはスゴイ!」
そう言われると その気になってしまう
明後日からICT研修が始まる
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Posted by 小さな魔法使い at
20:59
│Comments(0)
2014年02月09日
夕陽に見惚れる
久しぶりに夕日を見ながら仕事場を出た
眩しいような懐かしいような
つい、ipadで写してしまった
「ほんとに、久しぶりに早く帰るね」
おじさんが声をかけてくれた。
車の曲はタイミングよく
高橋真梨子の「グランパ」
[フレーム]
Facebookのプロフィール写真をちょこっと変えた
背景を広くしただけ
みんなが笑顔を褒めてくれる
気負ってもいない
本気で(?)楽しい
つい笑顔になる
物好きでカン無したちに囲まれて
物好きでカン無しの私は
幸せなのだ
[フレーム]
夕日を見て、立ち尽くす 微妙な時間
感動と一口に言ってしまえない
微妙な、見惚れてしまう
その心は 大切にしたい
「ただいま」「早かったね」
幸せの元のひとつは
けして物好きでもなく、カン無しでもない
眩しいような懐かしいような
つい、ipadで写してしまった
「ほんとに、久しぶりに早く帰るね」
おじさんが声をかけてくれた。
車の曲はタイミングよく
高橋真梨子の「グランパ」
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Facebookのプロフィール写真をちょこっと変えた
背景を広くしただけ
みんなが笑顔を褒めてくれる
気負ってもいない
本気で(?)楽しい
つい笑顔になる
物好きでカン無したちに囲まれて
物好きでカン無しの私は
幸せなのだ
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夕日を見て、立ち尽くす 微妙な時間
感動と一口に言ってしまえない
微妙な、見惚れてしまう
その心は 大切にしたい
「ただいま」「早かったね」
幸せの元のひとつは
けして物好きでもなく、カン無しでもない
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Posted by 小さな魔法使い at
22:02
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