wDNレポート(1)〜いよいよスタート - ダム便覧
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昨晩、ダム工学会20周年記念一般公開シンポジウム「ウイズダムナイト(with Dam☆Night)」(四夜構成)の第1回が10月25日にあった。6時から2時間半の予定で、場所は、国の登録有形文化財、東京大学工学部1号館。
しっかりした煉瓦造りの建物に入って、廊下をぐるぐるだいぶ歩き、奥にある階段状教室。演壇が低い位置にあって、観客は講師を見下ろしながら聞くことになる。100人余り入るようだが、それがほぼ満席。教室を出たロビーでは、ドリンクとサンドイッチのサービスがある。
開演前、準備中
第一夜のテーマは「ダム歴史的構造物」。プログラムを簡単に紹介すると、
プロローグ 川崎秀明:山口大学
キーノート 柴田 功:(株)アイドールエンジニヤリング
ダムファン 宮島 咲:HP運営「ダムマニア」
夜 雀:HP運営「雀の社会科見学帖」
プロフェッショナル 久田 真:東北大学
前田 佳朗:日本振興(株)
6時、いよいよスタート。進行役は三橋さん。どうもマイクがトラブルで使えないようで、「地声でやりますので」と。講演に移ると、スクリーン上のパワーポイントの画面がちらちら、時に見えなくなる。どうも、出だしからトラブル続き。少し技術不足。こんなことで、日本のダム技術は大丈夫なのだろうか? そのうちに改善したが。
各講師の講演は、それぞれに充実した内容だった。聴衆は熱心に聞き入っている様子で、盛りだくさんの内容で時間超過が相次ぐ。結局2時間半の予定が3時間15分かかった。そして、質疑応答の時間はとれなかった。
ウイズダムナイトの様子は、最初から最後まで、ネット上の動画で実況中継される。ダムマニアとして知られるtakaneさんが担当していて、最後列にカメラを据えて、ネット中継。初めての試みでもあり、回線がうまく通じなかったりしたようで、悪戦苦闘の様子。中継された画面を直接見てはいないが、どうだったのだろうか。
終了後、観客もほぼ帰ってしまった中で、一人黙々と後かたづけをするtakaneさんの姿が目に入った。お疲れ様。第2夜以降もよろしく。
講演内容については、記憶に残った点だけになってしまうかもしれないが、今後順次ご紹介したいと思います。
(2010年10月26日、Jny)
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