322, 「出羽三山歩き」と「鉄道の旅」 (月山登山 2 )

月山登山の続きで、ここからは湯殿山への下りになります。

Dscn6113 途中で出会った新潟から来たという若い人たちで、何しろ足が速くて付いて行くのが精一杯。
私のほうが年上だからということだろうか、直立不動の姿勢でパチリと収まってくれました。(この人たちにはブログに載せる了解を得てあります)

Dscn6062 新潟の若い人たちと別れ、私は左に見えるルートを下ってゆくことになります。

Dscn6116 彼等は登り、私は下る。

Dscn6122 もう月山の頂上も何処にあるのやら判らない。

Dscn6135 「湯殿山神社」
を俯瞰。
中央に湯殿山神社の駐車場が見えるが、けっこうな急斜面を下ることになりそうで ヤバイ

Dscn6131 遂に名物?の「鉄梯子」が出てきました。
下りなから数えてみると90段近くあったような気がする。
鉄梯子はココだけではなく、この後も数ヶ所あった。
感想・・・これは思っていたより楽だし、愉しめる。

Dscn6137 鉄梯子が終わると、このような石の階段になるが、これが私には難行苦行。
何しろ足元が覚束ないのだからトン・トン・トンと下りるわけにはいかない。
なので、ここで何度尻餅をつき、転んだしまっただろうか。
最後のほうでは、このまま尻を付けてイザって行かなければダメかも知れない と思ったほど。
それにしても、ここも人の力でこの石段??を造ったのだろう。
雨でも降ろうものなら、ここは滝のような状態になってしまうこと必定

Dscn6140 やっとガレ場のようなルートが終わり ホッ
足を痛めなくて良かった を実感。
万一捻挫でもしたらどうなっていただろう?

Dscn6143 湯殿山神社に到着したが、この時すでに夕陽が沈もうとしていた。
この時の時刻は 16:55

宿まではまだ下らなければならないが、夜道が心配。
仕方なく宿に
「いま湯殿山神社に着いた。これから行くので遅くなる」
と電話をすると
「そこからでは真っ暗になってしまうので、下の駐車場で待っていて下さい、車で迎えに行くから」
これを聞いて心底ホッとしたのは云うまでもありません。

Dscn6151 宿(湯殿山ほてる)は温泉で、その湯口は「湯殿山神社のご神体」と姿や色が似ている と聞いていたので パチリ。

月山出発 12:50
鉄梯子着 15:23
神社着 16:55
宿着 17:15頃

もしもここで遭難していたら、「愚かな高齢者の単独行遭難」と世間様からバカにされたでしょうね。

そこで、「月山神社と湯殿山神社から」 きつ〜いコメント
『月山をば なめたらあかんぜよ !! 』

【 続く 】

2010年11月 6日 (土) ★ 出羽三山と列車の旅 | 固定リンク
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コメント

登りは、きつそうだなあと思っていましたが、下りはもっと危険でしたね。足をくじくどころか、転倒して後頭部を打ったら、「火曜サスペンス劇場」になってしまいますね。

お宿の人たちの親切が嬉しいですね。

投稿: お玉 | 2010年11月 9日 (火) 15時40分

お玉さん、コメントを有り難うございました。
また歳の話ですが、登るのは良いのですが下りが怖くて駅の階段の下りも手摺りの傍を歩くようにしています。何故こうなってしまったのでしょうね?
端で見ていると年寄りが階段を一歩一歩ユックリと下っているの姿を見ますが、口惜しいのですがまるであれと同じスタイルです。
仰るようにあれで遭難でもしていたら、世間からのいい物笑いでしょうね(苦笑)

投稿: 北村 | 2010年11月 9日 (火) 22時25分

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