July 03, 2008
『PACE』vol.4ついに刊行!
■しかく『PACE』vol.4■しかく
特集:住むという運動
2008年7月1日刊行 カンパ100円(以上)
特集:住むという運動
2008年7月1日刊行 カンパ100円(以上)
PACE04表紙
●くろまる 目 次 ●くろまる(題目のみ)
▼特集:住むという運動
◇重度障害者が民間のマンションに暮らす意味
◇「女」たちのシェアハウス
◇オアシスプロジェクトに遭遇して
◇東九条における新たな住民運動の可能性と課題――北河原建替推進委員会・中野登さんに聞く
◇等持院北町のまちづくり――敬学館建設をめぐる運動から自転車指導まで
◇四国巡礼と媒体の創造
▼ESSAYs
◇「重度訪問介護」で働くということ――重度障害者の長時間連続介護という仕事と介助者の生活
◇入植地に暮らして
◇越境と邂逅、〈世界 worldliness〉を夢見ること――教育をめぐる身体の対話
▼INTERVIEW
◇働く?働かない? だからそんなもん焦点化すんなっつうの(下)
▼ACTIVITIEs
◇貧乏・絶望・おさきまっくら――ニート・ヒキコモリ・メンヘラーにとっての労働/生存運動
◇氷点下の街の路上生活者をめぐって
◇ゼネラルユニオン立命館大学支部からの報告
◇あれかこれかという考え方について――「反体制」と「裁判闘争」
▼OTHERs
◇【アラカンの色事・芸事入門II】『廓育ち』から考える遊廓像と女のあり方
◇【音楽評】一九八一年、女ひとりが「東京」を捨てる作法――Tazz(豊島たづみ)"スモーギー・トーキョー・ナイト"+"黒のドレス"
◇【書評】過去への疾走――藤井わらび『むらさきの海』(一〇〇〇番出版、二〇〇七)
◇変態稼業
★特別附録★
▼エッセイ
◇韓国のスクウォット オアシスを作る(『生と芸術の実験室 スクウォット』より)
▼座談会
◇詩と運動:『戦後民衆精神史』と『紫陽』を読む
▼詩
◇私の春の花 ◇マモちゃんは寝ている ◇今日は、「カチン」ときた ◇風穴 ◇龜 ◇未だ現われぬ一九九九年九月の壷を笑う ◇むらさきの海 ◇箱庭
*ご注文は、お近くのPACE関係者かメール(pace_noyuji[at]yahoo.co.jp)へ。カンパのご協力お願いします!
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. 『PACE』4号に「『女』たちのシェアハウス」を寄稿しました。 [ Soui ] July 15, 2008 23:00
『PACE』4号(「特集:住むという運動」 2008年7月1日 PACE発行)に、
「『女』たちのシェアハウス」を寄稿しました。
Souiの活動に関することや思いや構想など、
あまりまとめる時間がろくにない生活のなかで、
細々とようやっと書いたものです。
特別付録つき。
この記事へのコメント
1. Posted by (H) July 03, 2008 16:26
「日本で一番おもしろい雑誌」がついに出ましたね。
「日本で一番おもしろい雑誌」というのは一部で勝手に作ったキャッチコピーなのですが、読んでみると確かに面白い。
「日本で一番おもしろい雑誌」というのは一部で勝手に作ったキャッチコピーなのですが、読んでみると確かに面白い。
2. Posted by むらび July 05, 2008 01:07
5
少しずつ、感想書いていきます。
●くろまる書評「過去への疾走」
いい詩論ですね。詩の引用も、力を獲得する一歩手前の、大切な場所を呼び入れていると感じます。「過去の自分という奇妙な存在に対峙する時、藤井わらびの詩は誰よりも力強いのである。」という最後の一文、「何よりも」ではなく「誰よりも」であるところが、詩のなんたるかを見事に表現して心を打ちます。
●くろまる書評「過去への疾走」
いい詩論ですね。詩の引用も、力を獲得する一歩手前の、大切な場所を呼び入れていると感じます。「過去の自分という奇妙な存在に対峙する時、藤井わらびの詩は誰よりも力強いのである。」という最後の一文、「何よりも」ではなく「誰よりも」であるところが、詩のなんたるかを見事に表現して心を打ちます。
3. Posted by むらび July 06, 2008 23:39
5
●くろまる越境と邂逅、〈世界 worldliness〉を夢見ること――教育をめぐる身体の対話
「もしもこの世界の片隅に誰の眼も気にせずふっと休める場所があったなら、そこで仲間と語らい、痛みを分かち合う瞬間があったなら、ぼくたちはきっと自分自身が抱え込んだ問題を世界に向かって叫ぶ言葉を手にしていたかもしれない。「わたしの問題」は「わたしたちの問題」になりえたかもしれない。」(67頁)
読みながら何度もじーんときました。切実な場所から書かれた文章だけに、共感しながら、自分を振り返りながら、読みました。
「もしもこの世界の片隅に誰の眼も気にせずふっと休める場所があったなら、そこで仲間と語らい、痛みを分かち合う瞬間があったなら、ぼくたちはきっと自分自身が抱え込んだ問題を世界に向かって叫ぶ言葉を手にしていたかもしれない。「わたしの問題」は「わたしたちの問題」になりえたかもしれない。」(67頁)
読みながら何度もじーんときました。切実な場所から書かれた文章だけに、共感しながら、自分を振り返りながら、読みました。
4. Posted by PM★ July 09, 2008 21:18
皆さま、お疲れさまです。
『PACE』4号を、弊誌でもご紹介したいので、上の題目を掲載したいと思います。
よろしくお願いいたします。
『PACE』4号を、弊誌でもご紹介したいので、上の題目を掲載したいと思います。
よろしくお願いいたします。
5. Posted by アラカン July 14, 2008 21:53
合評会が9月21日に予定されていると聞きました。今回はすでに反響がかなりあるので、合評会も盛り上がるのでは。残部も既に残り100を切ったのでは...早い。
あちこちから電話・メールもらってます。しかし、某雑誌を詩の雑誌に、という話、無理だそうです(笑)
あちこちから電話・メールもらってます。しかし、某雑誌を詩の雑誌に、という話、無理だそうです(笑)
6. Posted by むらび July 21, 2008 22:55
●くろまる「重度訪問介護」で働くということ
今,最も魅力的な介護論だと思う.冒頭の,「ここで働く人は今,おそらく新しい何かと出会いながら働いています」という言葉,とてもいい.
確かに低賃金で労働条件も良くない.福祉はすばらしいと言われると腹が立つ.でも一方で,介護という仕事の持つ肯定的な側面をもっと言葉にしていきたい.この文章は,そんな作業のはじめの第一歩であると思う.他にも,JCILの機関紙『自由人』に,同じ著者が書いているので,チェックしてみてね.
ところでブログにたくさん書くのは飽きてきたしあまり読まれないと思うので,ブログへのコメントはこれにて終わり,感想はまとめてMLに流すことにする.
今,最も魅力的な介護論だと思う.冒頭の,「ここで働く人は今,おそらく新しい何かと出会いながら働いています」という言葉,とてもいい.
確かに低賃金で労働条件も良くない.福祉はすばらしいと言われると腹が立つ.でも一方で,介護という仕事の持つ肯定的な側面をもっと言葉にしていきたい.この文章は,そんな作業のはじめの第一歩であると思う.他にも,JCILの機関紙『自由人』に,同じ著者が書いているので,チェックしてみてね.
ところでブログにたくさん書くのは飽きてきたしあまり読まれないと思うので,ブログへのコメントはこれにて終わり,感想はまとめてMLに流すことにする.
7. Posted by 編集部M August 06, 2008 13:53
お買い上げいただいた皆様、ありがとうございます。
おかげさまで、今回も300部刷ったにもかかわらず早くも残部僅少です。ご注文はお早めに。
また、読後感想文などをこのコメント欄やメールでお寄せいただければ、幸いです。
よろしくお願いいたします。
おかげさまで、今回も300部刷ったにもかかわらず早くも残部僅少です。ご注文はお早めに。
また、読後感想文などをこのコメント欄やメールでお寄せいただければ、幸いです。
よろしくお願いいたします。