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January 15, 2006

やばいぞ、日本版「愛国者法」制定に着手!

政府は、来年(07年度)の通常国会でアメリカの「愛国者法Patriot Act」に相当する「対テロ法」の制定に着手するとの報道が、毎日新聞などでありました。

これって、かなりやばい。

テロ組織と認定した組織に対して、集会の自由を剥奪したり、構成員に対し「予防拘禁」(つまり令状なしに、警察が勝手に捕まえられる)や国外退去を強制したり等々が可能になるということだ。

何を持って「テロリスト」と呼ぶのか?それは政府の判断に委ねられている。事前の検証や客観的な判断すら不可能になって、一方的に権利剥奪というわけだ。

あまり「人権、人権」って叫ぶやつは、ネット右翼たちに評判が悪いみたいだから、今こそ人権剥奪を可能にする法体系を作っちまえというのが政府の本音。やばい。だけど、こんなに国家が強権(というより暴力だ)を持つのってアリなのか?国家権力を強大化して、そもそもテロが収まるのか?これでみんな安心できるのか?

毎日新聞の記事(1月7日)

これって、現代版「治安維持法」だと言っていい。
脅しでも、誇張でもなく、ほんまにやばいぞ!

*小ネタ
フランスのある極右政党指導者はネオナチだと批判されて次のように語ったらしい。「われわれはフランスを日本並みにしたいだけだ」


pace_r at 19:38│Comments(0)TrackBack(0)│ [フレーム]

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