[フレーム]

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の舞台をご案内。✴︎聖地巡礼、私的ガイドブック✴︎

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の舞台をご案内。
聖地巡礼、私的ガイドブック

2017年03月

ぼく明日ロケ地巡礼、完璧ガイド
13 告白の場所



(最後にお知らせがあります♪)

高寿16日目
愛美15日目
2017年3月2日

シーン54

次の日の早朝、午前6時
木野美大キャンパス

シーン55

校舎内
廊下を進み、教室に入る高寿

教室で待つ愛美

愛美が高寿に秘密を明かしたあと、鍵を取り出し箱を開ける。

このシーンの撮影場所は高寿3日目、キリンの絵が貼り出された教室と同じです。
京都のど真ん中にある元・立誠小学校。

今回の写真もぼく明日メンバーさん撮影でご協力いただいてます。

歩くとミシミシ...と鳴る木製の床の廊下を進めば。。
廊下の両側には、創立当初?からの代々の卒業記念写真が掲示されています。

撮影された教室には現在「ほけんしつ」の表示があります。
このドアを入り...


教室内には普段は入れないため、廊下の窓ガラス越しの撮影ですね。

箱の中には二人が高寿の両親と写った写真。
愕然とする高寿。

シーン56

挿入シーン
10歳の高寿と30歳の愛美が出会い、たこ焼きを食べ、愛美は鍵のかかった小箱を高寿に渡す。

シーン57

ふたたび校舎内、

実習室から階段で上の階に移動
この階段も元立誠小学校の教室や廊下と隣接しています。
たしか、「ほけんしつ」の角を曲がったところだったと思います。


シーン58

大教室
二人の時間の流れを黒板に書いて説明する。

この大教室は元立誠小学校ではなく、木野美大、京都精華大学 の中でも一番大きな教室、
明窓館M-20教室です


原作とマンガ版では、実習室のあと、裏山に登り、さらに貯水タンクの上で秘密を打ち明ける設定でこのシーンをどうするのが興味津々でしたが、それはなかったですね。。
ちなみに、すでにこのブログでご紹介済みですが、こんな貯水タンクです

漫才コンビのチュートリアルの地元で、貯水タンクに登った時の動画です
ただし、音声は出ません

シーン59

木野美大キャンパス(池)

【お知らせ ❶】
今回のロケ地紹介は以上です。
今回取り上げた、元・立誠小学校は閉校後も京都シネマプロジェクトをはじめ、各種イベントの会場として使用され、廊下や階段を実際に歩いたりできますが、教室に関してはイベント時以外は鍵がかかっており、ガラス窓越しにしか見る事ができません。
しかし、この週末、2017.4/1土曜、4/2日曜の二日間は「高瀬川桜まつり」が行われ、「ほけんしつ」もその会場として入ることができそうです♪

聖地巡礼の予定の方はぜひ!
でも、ちょっと今年は花冷えで桜はまだまだ咲いてないかもしれません。。
詳しくは...


【お知らせ ❷】
ぼく明日を今でも楽しめる映画館、地元京都のTジョイ京都では昨日(3/30)も満席だったそうで、新たに少なくとも4/6までのロングラン上映、しかもシアターも大きくなっての上映が発表されていますよ



ぼく明日ロケ地巡礼、完璧ガイド
12 満月の夜
高寿15日目
愛美16日目
2017年3月1日

シーン45

高寿のアパートでヘアカット

「15日目」
と大きく表示

愛美が高寿の髪を切る。


「布、大事だね」

「愛美」「高寿」と呼び合うことに。

シーン46

満月



シーン47

再び室内

キャンバスをスクリーンにして映画を観る

「抱きしめ、たい」
「抱きしめればいいんじゃないかな」

初めてのキス...

シーン48

愛美を駅まで送る

シーン49

茶山駅

急いで踏み切りを渡り、

間に合った〜

ホームでキス


愛美が積極的でした?
愛美にとっては最後のkissになりますからね。

シーン50


うわっ、ここでタイトル!

ぼくは明日、昨日のきみとデートする


上映開始からなんと41分過ぎですよ!

(ファンページのメンバーさんがストップウォッチで計ってくれてました。ありがとうございます!)

このホームのシーン、昼間の光景です
(出町柳方面のホームです)

シーン51




シーン52

部屋に戻った高寿

愛美のメモ帳発見



愛美から電話

シーン53
公衆電話ボックス
愛美が高寿に「明日の午前6時に大学の教室で待っている、あの箱を持ってきて」と頼む



実はこの公衆電話ボックスが
どこにあるのかが、ファンページの中でも謎でした。
私をはじめ、何人かが茶山駅や宝ヶ池駅などの周辺を探しましたが見当たらず、蒼友さん達にもたずねたり、NTTのデータやGoogleストリートビューなどで探して、電話ボックスの位置と電車の映る光景からようやくそれらしき物を発見するも電話ボックスのタイプ(新旧)が違うことが分かったりして、迷宮入り。

この公衆電話ボックスはセットなのではわ?との意見もありまして、結局、最後の手段として、三木監督に質問したところ、セットを茶山駅の脇に設置したことがわかりました♪


監督、ありがとうございます!

次回は 13 告白 (仮題)です



ぼく明日ロケ地巡礼、完璧ガイド

11 ビーフシチューの隠し味

高寿 5〜14日目
愛美 17〜26日目
2017年2月19日〜28

今回最初に紹介するのは、二ヶ所。
大きめの地図、地下鉄東山駅改札前にあった地図で説明しますと、

ピンクの破線で囲んだ、古川町商店街。

そして、前回の堀池橋(月見橋)とそのすぐ上流にある「もっこ橋」をグリーンの破線で囲みました。

シーン40

八百屋で買い物

実は私がぼく明日のエキストラに参加した初日がこの撮影でした。

ロケ終了後にパチリ

しかし、撮影のおよそ半年後の2016年8月にこのお店は閉店されたそうです(お隣のお店の方に聞きました)

今の写真です。(2017.2月)

この場所は、地下鉄東山駅の2番出口を出て左に行くと商店街の入り口があります。

向かい側から撮影しました。
とても道幅が狭い通りになっておりまして、かつては「東の錦(市場)」とも呼ばれたそうで、お店や民宿、旅館などが並んでますが、その中の一軒のお店には、あのデビッドボウイも来店したそうで、その写真も飾られています。


「京都を愛したデビッドボウイ」
の記事はこちらから。(写真もそこからいただきました)


そのままさらに奥の方に進んで行くと、四つ角があり、道幅が広くなってすぐのところがロケ地です。
ピンクの破線が商店街
左下の「新鮮畑」のところが八百屋さんで、赤の実線が高寿と愛美が通ったルートです。

さらに進んで商店街を抜けると...
アーケードの南の端のところです。

その先に後日紹介する別のロケ地があります。
ピンクの破線が商店街のアーケード
グリーンの破線が八百屋
下の赤丸で囲んだ橋が、BBQの帰りに夜空を見上げた橋です。

シーン41

買い物をしてアパートへ



地図の赤の破線のルート、
右上から下に進みました。
白川沿いの道。

そして今回取り上げるのが、通称

もっこ橋

↑三枚目の写真は、映画と同じアングルで...とメンバーさんが、川面近くまで降りて撮影してくれたものです。

写真をよく見ると、愛美ちゃんは袋一つだけですが、高寿くんは...たくさん持たされてますね(笑)

さて、このもっこ橋、人が1人通るだけの道幅しかありません。

原作でもこの橋でのエピソードが描かれていますし、私にとってもこの橋こそ、ぼく明日の聖地の原点なんです。

もっこ橋の名前の由来、この橋のたもとに説明板があります。
読めますか?
明治時代、この川をはさんで製氷工場があり、作業員がもっこをかついでこの橋を往来したことからついた名前だそうです。
「もっこ」ってこんなのです。
↑関市役所ブログより

そして、もう一つの橋、前回紹介した、
月見橋こと堀池橋を渡って高寿のアパートへ


シーン42

高寿のアパートの外観と階段

買い物からアパートに戻ったふたり

シーン43

アパート室内

高寿のために、隠し味にチョコレートを入れたビーフシチューを作る。


「あなたの未来がわかるって言ったらどうする?」と言って高寿をどきりとさせる。

シーン44

コインランドリー マキノ


場所を先に紹介しますと...



大阪府枚方(ひらかた)市です。
大阪と京都を結ぶ京阪電車の中間くらいの街で、原作者の七月先生の出身地だから選ばれたのかよくわかりませんが。。。

京阪本線牧野駅下車。

最近、看板が新しくなったようです


店内にイスやベンチは無いようです。

写真は、枚方つーしんさん、ももいちごさん、ファンページメンバーさんからいただきました。

今回はここまで。

次回は
12 愛美メモ (仮題)です




➓月見橋で、はじめて手をつなぐ
【お知らせ!】
ぼく明日のブルーレイとDVDが6/21に発売されます!
詳しくはこちらから

それでは本編です。

高寿4日目、愛美27日目の続き

引越し荷物を片付けていて、愛美が鍵のかかった小箱を見つけ...

シーン36

回想シーン
たこ焼きを食べながら、30歳の愛美が10歳の高寿に小箱を渡す。

このたこ焼き屋さんは、このあとも登場しますので、詳しくは終盤の高寿の実家編でご紹介しますが、場所は京阪電車八幡市駅下車、石清水八幡宮すぐ近くです。

シーン37

夜空に浮かぶ月

こんな月が出ていました。

シーン38

月見橋で手をつなぐ

正確には月見橋を渡って川沿いを歩いていて初めて手をつなぐ...です

高寿のアパートから茶山駅に向かうルートですね、橋の向こう側にアパートがある設定。

ところで、この「月見橋」を巡礼で見つけられなかった人が多いようでして。。
実は「月見橋」で地図検索しても出てこないと思います。
本当の名前は「堀池橋」。
三木監督のこだわりで、この映画には月に関する物や、回転する物、時計などがいくつか登場しまして、この橋もその一つです。


そして、この橋の向こうにある黒い家のほうが原作で大きく取り上げられています。
愛美は三条駅で待ち合わせるはずでしたが、動物園のスケッチから三条駅に向かってくる高寿を待ちきれず、ここまで迎えにきてしまったシーン、

原作ではこのあとも微笑ましい場面へと続きます♪

場所を説明しますと。

【堀池橋までのルート (グリーン破線)】
地下鉄東山駅1出口を出て左。
次の角を左。懐かしいお饅頭屋さんなどがあります。
突き当たりを右。しばらくすると白川にかかる橋につながりますが、橋は渡らずに川沿いに左に進むと「堀池橋」に出ます。
そのまま川沿いを歩けば、もう一つの橋が見えてきます。

赤の破線は高寿と愛美が歩いたルートです

シーン39

茶山駅


電車に乗る愛美を見送るシーン
右のホームが見送ったホームかな?

茶山駅については、このあとも登場しますので、その時にまた...

次回は、「二人で買物、ビーフシチューの秘密」(仮題)です

ぼく明日ロケ地巡礼、完璧ガイド ❾高寿の引越し先は歴史的建造物

【最初にお知らせ】

お知らせ1
前回の「❽初デートコース超特盛り特集」にTBS「王様のブランチ」で福士蒼汰、小松菜奈が柳小路や西陣さらさのロケ地巡りをしたシーンなどの写真や動画のアドレスを追加しています。

お知らせ2
ロケ地がなかなか分からなかった場所があった為、「ほぼ完璧ガイド」にしてましたが、ようやく判明!(ま、最後の手段で三木監督に直接お伺いして教えていただいたんですが...)
これからは手前味噌ながら「完璧ガイド」とさせていただきます。
でも、あらたなロケ地があることを観察眼の鋭いメンバーさんによって指摘されたりしてるんですよね〜、でもこれはなんとかわかりそう♪

お知らせ3
はじめてお越しで、原作本やコミックの最初から巡礼ガイドをご覧になる方は、一番最初の「❶始まりはここから、丹波橋駅」からどうぞ。

さて、ここより本編

高寿4日目、愛美27日目
2017年2月18日

シーン34
引越し先のアパート


高寿はそれまで上山君(東出昌大)のアパートで同居していましたが、上山君のおばさんが大家のアパートに引っ越し、そこに愛美が手伝いにくるシーン

この建物、かなりレトロな感じですが、それもそのはず、昭和7年に建てられ、築84年。
現役のRC(鉄筋コンクリート)の集合住宅としては日本最古のものです。
その名は...
トヨクニ・ハウス

東京に同潤会アパートという似た建物がありましたが、どちらも関東大震災のあとに、耐震性を強化して造られた為、とても頑丈に出来ています。

トヨクニ・ハウスは当初6棟ありましたが、そのうち2棟を取り壊す際、かなり手間がかかったそうです。

構造だけではなく、内部も丸窓やステンドガラスが使われたりおしゃれで進化しており、当時の公務員の初任給が月55円の時代に、賃貸の家賃は100円以上!
現在の価格にすると、家賃は40〜50万円!!
庶民あこがれの超高級住宅だったようです。

シーン35
アパートの室内

引っ越しのあと掃除、荷物の片付け、
愛美の「今だよ、今、今」で
「福寿さん」「南山くん」から「愛美ちゃん」「高寿くん」に呼び方を変える。
高寿の持ち物に鍵のかかった「箱」を愛美が見つける。


高寿が引っ越したのは二階の部屋。
下の間取りはトヨクニハウスの別の二階の間取りですが、同じような感じでしょうね。

映画の室内のシーンは撮影所で行われました。
三木監督が思い描いた高寿のアパートの間取りはこちらです。
すでに、上山君の部屋の回でご紹介しましたが、シネマドリに寄せられた美術監督の花谷秀文さんの記事です。
高寿の部屋のコンセプトや詳しい室内の模様などたくさんの写真でご覧いただけます。

シネマドリ
"古くて新しい"京都に建つ
美大生の恋が詰まった部屋

さて、そんなトヨクニ・ハウスの中に入ることができます。

高寿の部屋は二階の設定ですが、その下の一階は撮影当時は空き家で、ちょうどその頃、2016年2月に大阪ローカルの番組、読売テレビの「土曜はダメよ!」の中の『小枝不動産』のコーナーで、リフォーム後の物件が紹介されました。

そしてその物件に、2016年10月1日、
喫茶店、トヨクニ・コーヒーがオープンしました。

内装はおそらく昔のイメージで、ちゃぶ台的な丸テーブルがあったり、家具や備品、雑貨、雑誌等もレトロな物で取り揃え、懐かしい昭和の世界にタイムスリップしたかのようです。


お母さんと娘さんの親子で経営してらっしゃいますので、親戚のお宅にでも行ったような気分でくつろげます。

↓ぼく明日コーナーもありました。
実はここは...
また、耐震性が強化された建築ゆえ、梁や柱など、一般の住宅に比べると非常にしっかりした建材が使われるなど、建築やインテリアに興味がある方にもおすすめいたします。

欄間も映画の中で出てきます。

トヨクニ・コーヒーさんはフェイスブックやインスタグラムにページを開設。
期間限定のメニューやお知らせなどご確認ください。

営業時間 11:00〜18:00
定休日 水曜、日曜、祝日
大阪市都島区高倉町1-14-3
トヨクニ・ハウス A棟1階

JR大阪駅からは地下鉄谷町線東梅田駅から大日(だいにち)方面乗車、3つ目の都島駅下車。
5番出口から北方向約800メートル。

次回は4日目の続きです。

↑このページのトップヘ

traq

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /