JA栗っこでは加工・業務用キャベツの生産拡大を目指して,全農みやぎと農業・園芸総合研究所の支援のもと,4,5月どり寒玉系キャベツの安定生産を推進しています。集落営農組織を主な普及対象と考えていることから,栗原市高清水地区の萱刈営農組合に試験ほ場を設置しました。当組合は土地利用型野菜導入による集落営農の発展を目指しており,普及センターとしても積極的に支援しています。
11月26日にJA栗っこ主催で,営農指導員,生産者を対象とした現地検討会が開催されました。試験ほ場には,4月どり寒玉系として「彩音」「夢舞台」「TCA」の3品種,5月どり寒玉系として「さつき王」「さつき女王」の2品種が栽培されています。当日は,農業・園芸総合研究所から品種の特徴や試験区のねらいについて説があり,その後生育状況や今後の管理について検討しました。
2品種とも,生育は順調で,今後は春先の追肥や防除作業が重要です。この作型は品薄になる4月下旬から5月上旬どりを目標にしており,今回の品種は関東で普及している品種に比べて柔らかいことから,加工・業務用としても有望です。JA栗っこでは山から平地のリレー体系により長期間安定した生産量を確保するキャベツの産地化を目指しており,普及センターとしてもJAや関係機関と連携しながら集落営農組織を中心に本作型の普及を図っていきたいと考えています。
品種ごとに時期をずらして定植
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144
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