農産物直売所に野菜等を出荷している人を対象に,消費者へ生産者の思いを積極的にPRする手段として,POPの作成と活用について研修会を開催しました。若柳農産物直売所くりでんの出荷者を中心に,約30名が参加しました。
研修会では,経営コンサルティング 波多野事務所の波多野ゆか氏を講師に,「消費者の購買意欲を高める商品PRについて」と題し,講演と実習をしていただきました。
「POPとは,お客様への情報提供ツールで,売り場活性化の役割もある。若柳農産物直売所くりでん近くのスーパーでは,手書きのPOPが2枚あった。他はすべてパソコン作成物。手書きの良さを皆さんから発信しましょう」と説明を受け,さっそく実習開始。
実習の最後には,自分が現在販売しているものについて,一人1枚以上POPを完成させることが課題とされ,参加者はペンや筆を手に,悩みながらも楽しく作業を行いました。「正しい情報を提供する」「販売員に代わって,商品を説明するもの」を念頭に,誰に伝えるか・特徴(機能)・メリットを盛り込むことが難しくもありましたが,各自個性豊かな作品を仕上げることができました。
最後に,参加者の作品をボードに掲示し,一つ一つについて先生からアドバイスをいただきながら,出来栄えを確認しました。
実習に取りかかる前は書くことに抵抗のあった参加者も,手を動かし始めると次第に作品作りに没頭していく様子が印象的でした。普及センターでは,今後もこうした研修会を通して,地域に愛され,お客様に信頼される直売所運営を支援していきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業斑・技術主査・小松 知子
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144
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