9月30日,栗原市花山の小豆畑地区(菅原一之行政区長)において,集落住民25名が参加して約5アールの畑で栽培したきびの収穫作業を行いました。
当地域では,平成22年に集落力向上支援事業(宮城県企画部地域振興課)が導入され,集落活性化ビジョン作成やビジョンの実現へ動き始めています。今年度は,遊休農地を活用した地域特産物の振興へ向けた第一歩として,集落共同の畑にきびを栽培しました。
6月10日に播種したきびは,草取りを2回,土寄せを1回行ったのみで,農薬散布や追肥を行わずに栽培しました。栽培初年目でしたが,順調に生育し,病害虫や心配された鳥害の発生も少なく,ほぼ目標どおりの生育量を確保することができました。
また,脱穀作業は10月14日には小豆畑地区で毎年開催している世代間交流会の行事の一部として実施しました。当日は,約40名の住民が参加し,足踏み脱穀機と唐箕を使って作業を進めました。高齢者の指導の下,老若男女総出で作業を行い,約80kgのきびを脱穀・精選しました。
脱穀作業の後は,交流会として地元の野菜やきのこなどがたっぷり入ったいも煮や雑穀ごはんなどを味わいました。市長,市議会議長も駆けつけ,住民とともに実りの秋を祝いました。また,きびの豊作に自信を深めたこともあり,今度はアワやエゴマにも挑戦したいという声や収穫されたきびをうまく活用したいといった声が聞かれました。
普及センターでは,今後きびの活用方法に関する講習会の開催,次年度新たに導入する雑穀類の選定等を支援していく予定です。
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