平成29年4月12日(水)に栗原市内の2地区(瀬峰・志波姫)で,スナックえんどう現地検討会が開催されました。今回の検討会には生産者15名,JA担当者,種苗メーカー職員等の合計22名が参加しました。
参加者は3か所の圃場で生育状況を確認しながら,今後の管理ポイントとなる誘引や仕立て方,追肥や灌水のタイミング,温度管理,病害虫防除について,種苗メーカーと普及センターの職員から学びました。仕立て方や追肥のタイミングについては,混み合っている場合は光が当たるように整理すること,早めに約30cm間隔に横テープを張って枝が倒れたままにしないこと,茎の太さや花のつき具合をみて花つきが遅ければリンを含む液肥を葉面散布すること,などのアドバイスがありました。病害虫防除については,多湿を避けるため過繁茂にしないことや,農薬による計画的な予防防除を行うこと,などを説明しました。
普及センターでは,土壌分析や現地指導などを通して生産性や栽培技術の向上を支援しており,今回の現地検討会では,生産者の栽培技術向上と安定生産につながることが期待されます。今年は去年より生育が若干遅れていますが,4月10日頃からハウス栽培で少しずつ収穫が始まっており,5月初めには収穫のピークを迎えます。お近くの直売所やスーパーなど店頭で見かけましたら,ぜひ買って食べてみてください。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144
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