[フレーム]
goo blog サービス終了のお知らせ

宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和7年9月9日にJA新みやぎ南三陸地域花卉生産協議会主催による9月お彼岸用菊類の現地検討会が開催され、生産者や関係機関等10名が参加しました。

現地検討会に先立ち、株式会社仙花の担当部長から「猛暑により全国的にお盆ギクの開花に遅れが生じ、相場的に盛り上がらなかった。お彼岸ギクもその影響を引きずっている」との話があり、普及センターからは、4月から9月までの気象状況及び害虫対策について説明しました。

圃場現地検討会では、露地の生産ほ場を2か所視察し生育状況を確認しました。猛暑により全体的に開花が遅れており、小ギクは出荷が始まっている品種もありましたが、輪ギクは例年より2〜3週間生育の遅れが見られました。降雨不足による切り花長不足が懸念されましたが、生産者が動噴やポンプを使ってかん水を行っていたことと、9月上旬の降雨により、2カ所とも切り花長は十分確保されていました。

普及センターでは、今後も管内花き産地の販売額向上を支援していきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

仙南農村青少年クラブ連絡協議会(仙南4Hクラブ)が、8月27日に大河原町天然温泉いい湯において、(株)ヒルズ代表取締役佐藤克美氏を講師に招いて研修会を開催しました。

「青年時代に描いていた経営に対するビジョンについて」と題した講話では、本業の養豚やそれ以外の事業展開に対する苦労話にクラブ員から数多くの質問が出されました。

仙南4Hクラブは、交流を通して学びを求めている会員を募集中で、この研修会にも入会検討中の2名が参加しました。

今後も普及センターでは4Hクラブへの継続的な支援を行っていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

令和7年9月19日に丸森まちづくりセンターの生活改善室で、丸森ゆめ工房と関係機関がおはぎを試作しました。手際よく調理が行われ、約2時間で、あずきあん、ずんだ、ごま、きなこを使った彩りのよいおはぎが出来上がりました。

丸森中央集団転作組合では、令和7年5月に加工部「丸森ゆめ工房」を立ち上げました。主力商品とする白切り餅の他に年間を通して売れる商品として、おはぎが候補となっています。試作では、商品化を念頭に、米に砂糖、塩で味付けしたものと味をつけないものをつくり、味、作業性の比較を行いました。今後、マルシェ等のイベント販売ができるように検討を重ねる予定です。

普及センターでは,今後も関係機関と連携を図りながら農業者の新たな取り組みを支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

登米農業改良普及センターでは、8月下旬から9月中旬にかけて、いちご生産者の方々を対象にいちごの花芽検鏡を行っています。

花芽検鏡とは、実体顕微鏡を使用して、いちごの苗の根元(クラウン)部分に花芽が形成されているかどうか、内部を調べる作業のことです。これにより、適正な定植時期や出(しゅつ)蕾(らい)(花を咲かせるためのつぼみが生じること)、開花の時期を予想することができます。花芽分化を確認した後に定植することで、年内の収量が安定するため、花芽検鏡の結果は重要で大切な調査となっています。

今年の夏は高温の期間が長く、一方で曇天が続く時期があるなど、いちごの苗にとって厳しい天候となりましたが、生産者の丁寧な管理により、充実した花芽が確保できていました。

本年の定植は、早い人で8月30日から始まり、9月中旬頃まで続く予定で、出荷開始は11月上旬以降の見込みとなっています。


普及センターでは、いちごの安定生産に向けて、今後も栽培支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5

電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

令和7年9月5日、大崎地域農村生活研究グループの「やさい(831)の日研修会」を開催しました。グループ員が生産した野菜等の食材が、自分たちの手を離れてどのように調理され、提供されているかを学び、かつ、生産技術や出荷販売の工夫等について情報交換しようと企画したもので、グループ員等22人が参加しました。

大崎市古川のカフェ&ラウンジ「ハナレイ」で開催した今回の研修では、空心菜やゴーヤ、白なすなど16種類の食材をふんだんに使った25品の料理が用意されました。白なすの色をいかしたポタージュや彩り豊かな夏野菜を贅沢に使ったキッシュ、たまねぎたっぷりのピザなど、普段の食べ方とは異なる工夫に参加者は感心しながら一つ一つ味を確かめていました。

普及センターでは、これからも農村女性の活動を支援してまいります。

<連絡先>

宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班

TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910

令和7年9月8日に、亘理農業改良普及センターで農業大学校先進農業体験学習の開始式が行われました。

9月8日から10月10日までの33日間、亘理管内では、農業大学校1年生の13名が、先進的な農業を実践する農業者の元で研修を受けます。

開始式では、学生から「栽培技術を身に着けたい」「農業経営について学びたい」「人間として成長したい」といった、研修に対する熱い意気込みを聞くことができました。

約1か月という短い期間ですが、学生にとって農業経営の現場に直接触れることができる大変貴重な機会です。この研修を通して農業への理解を深め、将来、就農をはじめ様々な形で農業に携わるきっかけとなることを願っています。

今後も、普及センターは地域農業の未来を担う新規就農者や青年農業者の支援を行ってまいります。

<記事担当>

宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

令和7年8月29日に、普及指導活動の実施状況について、外部有識者等から活動手法や内容などの評価と課題解決に向けた助言をいただくため、検討会を開催しました。今年度の活動について、各課題リーダーから中間報告を行いました。その他、岩沼市の寒風澤農園に移動してきゅうり栽培ほ場を視察し、先進的な取組と普及との関わり等を説明しました。

委員の方々からは、1若手生産者への技術・知識の指導の重要性と成果が現れていること、2ほ場整備地区における法人設立や地区外も含めた営農の仕組み作りに対する期待、3組織内の意識改革の取り組みや中期経営計画と人材育成が同時に目標設定されていること、が評価できるとのご意見をいただきました。また、今後の活動に対するご助言もいただきましたので、これからの普及活動に生かしてまいります。

<連絡先>

宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

仙南地域は、そらまめの需要が高まる5〜6月に出荷できる有数の産地として、市場出荷の他、ゆうパックで全国に配送されるなど人気を集めています。特に、村田町ではそらまめを町の特産品に指定しており、生産振興を図っています。

JAみやぎ仙南村田地区そらまめ部会は、令和7年8月28日に総会と栽培講習会を開催し、部会員約20人が参加しました。総会では、そらまめの販売実績等について確認しました。今作は、3月末の強風により倒伏したほ場もあった一方で、病害虫の発生が比較的少なく、品質の良いそらまめを出荷できました。

栽培講習会では、今作の振り返りに加え、倒伏や病害虫の対策を中心に普及センターから説明しました。また、栽培記録ができるチェックシートを配布し、来作に向けた年内の作業についても確認を行いました。

普及センターでは、今後も仙南地域におけるそらまめの品質向上に向けて、栽培技術指導等の支援を続けてまいります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

令和7年9月10日に、JAみやぎ登米キャベツ部会の現地検討会が開催され、部会員8人が参加しました。

今季は夏期の高温により定植のタイミングが遅れる、一部で生育不良が発生するなどの影響がありましたが、定植後の生育は比較的順調に進んでいました。普及センターからは、今後の気象予報と病害虫対策について説明を行いました。また、部会員のほ場を巡回し、生育の進み具合や病害虫・雑草対策について確認を行いました。

良質で食味の良いJAみやぎ登米のブランド「地中海キャベツ」の安定出荷に向け、普及センターでも、生産技術向上に向けた支援を継続して行っていきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

令和7年8月19日に気仙沼市内にて、JA新みやぎ階上いちご部会通常総会が開催され、部会員7名の他、JA新みやぎ、地方卸売市場株式会社流通市場、気仙沼農業改良普及センターの職員各1名が出席しました。

部会長の挨拶の後に行われた議事検討で提案された議案は全て承認され、今後の取り組みとして、品質向上に向けた新規農薬や資材の活用について検討していくことにしました。また、令和7年度事業は、「多くの消費者の皆様に安心・安全な気仙沼いちごを届けられるよう、品質のさらなる向上を目指し、研修会、検討会を開催する」を方針として活動していくこととしました。

普及センターでは今後も生産技術向上、いちご産地としての銘柄と基盤確立に向けJA新みやぎ階上いちご部会の活動を継続的に支援して参ります。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

プロフィール

フォロー中 フォローする フォローする

自己紹介
宮城の農業振興に向けて普及組織一丸となって取り組んでまいります。宮城の底力により,さらに農業が発展することを願っています。

ログイン

カレンダー

2025年11月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

最新コメント

バックナンバー

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /