月光条例
月光条例(Lunacy Act)とは精神異常者を隔離施設へ収監するためのイギリスの法律である。1845年に制定され1890年に改訂され2008年現在も有効である。
概要[編集 ]
この条例が制定された当時は何十年かに一度、精神異常者が月の光に照らされることで発生する不可解な現象が起こりえると信じられていた。青き月光がイギリスの町を照らすと住人がおかしくなってしまい、性格や思想も歪み破壊や殺戮の限りを尽くすようになる。おかしくなった住民は町へやってくるが、5日たっても治らないキチガイは黄色い救急車に連れ去れ社会的に「消失(デスアピア)」してしまい、〈戸籍〉と〈家族〉の記憶からも消えてしまう。 このように発狂することを月打(ムーンストラック)と呼んでいた。
月打によっておかしくなったイギリスの住人は三日月形の「極印」を持つ執行者とその使者によって正気に戻るまで棍棒による殴打、鞭打ち、電気ショックなどが繰り返される。 正気に戻ればその人物が行った悪事は全て心神喪失による無罪となり、破壊されたものや負傷した人々などは全て保証しなくても良くなる。 なお、青き月光に照らされなかった者は正気を保ち続けるので、正気の被害者はたまったもんではない。
なお、この法律によって精神病院に収監されると、実質上の無期懲役となり永遠に病院から出られなくなる。 死んだ場合は病院の解剖実習とか標本に回されるので本当に死んでも出られない悲惨な目に遭う。
創作[編集 ]
藤田和日郎による漫画の月光条例の本来のプロットは黒博物館スプリンガルドをさらに陰惨にした内容で、この法律にまつわる事件を題材にした案であったが、諸事情で変更となったということである。少年誌にあわせるために、実在の異常者達をおとぎ話の中の架空の人物という設定に改変されている。
歴代の異常者達[編集 ]
- セーラームーン
- 空想好きの女子中学生の集団が月打されると自分たちの前世は月の戦士だったという妄想にとりつかれて、恥ずかしいミニスカートで町を徘徊しては無関係な住民を妖魔と呼んで集団暴行を加えていた。
- 月光仮面
- いい年こいて全身白タイツでターバンを巻き、夜でもサングラスをかけて闊歩する日本人のおじさん 。日本のヒーローは基本的におにいさんであるが、彼は、おじさんである。重ねて言うがおじさんである。良い人よと歌われるが、殺さない程度に相手を痛めつけるサディスト。普段は探偵業を営んでいる。その身分で暴れると社会的に抹殺されてしまうため、このような姿恰好をわざわざして素性を偽り、脱ヲタを試みるヲタクのような黒づくめのおじさんの集団を相手に、日夜問わず内から突き上げるリビドーを発散していた。ハイティーンならのちに黒歴史となる若気の至りですむだろうが、彼は、おじさんである。つまり、手遅れである。なお、彼に影響された
(削除) 異常者 (削除ここまで)紳士として、けっこう仮面が存在する。