日産・ADバン
ADバン(えーでぃーばん・あちら言葉ではAD Van)とは日産自動車が開発するある意味最強のライトバンである。人体に貼り付けるシールではない。
概要[編集 ]
日産は「日産・AD」として販売しており、車名ロゴやカタログなどにも「AD」とだけ書かれている。なのに何故「ADバン」なのかというとバンしかないからである。つーか、バンしか売れないからである。
ADとは英語の「前進した」「進歩した」を意味する「ADVANCED」の略語であるがアドバンもそれであるがパクリではない。
ある意味最強なのはカローラバンをぶっちぎりで破ったためである。勿論、販売台数のほかにも積載量もである。
社用車ゆえ税金や保険代が安いので、貧困層なのに軽自動車が嫌な人たちがマイカーもしくはキャンピングカーとして所有している事もある。ADに乗っている人は大体仕事中である。
歴史[編集 ]
- 初代 B11型(1982年〜1990年)
- 1982年10月登場。登場当初は取り扱い販売会社ごとに、サニー系販社が「日産・サニーADバン」、チェリー系販社(後にプリンス系販社に統合)が「日産・パルサーADバン」、日産系販社が「日産・ダットサンADバン」と車名が区分されていたがハッキリ言って無駄であるから1988年統一された。登場時は丸型2灯式ヘッドランプであったが可愛すぎて廃車にしたくなくなるので1985年10月、角型に変更された。
- 2代目 Y10型(1990年〜1999年)
- 1990年10月、飽きたのでモデルチェンジ
- 1992年4月、荷室部分の高さをこじ上げ、後席ドアをぶっ潰し代わりにリアドアを観音開きにした見るからに不気味なAD MAXバン登場。
- 1993年9月、タイ、および台湾にて謎の車である「ADリゾート」の建設、および販売開始。一説によるとリゾート専用であり、ビジネスには使用してはいけないらしい。
- 1994年8月、マツダに「ファミリアバン」としてOEM供給を開始。このOEMは2007年現在でも楽しくやっている。同時期にはスバルへ「レオーネバン」のOEM供給を開始したがWRCに使えないとクレームがきたので2001年で終了)。
この型のADバンはなかなかおとなしいデザインであったので商用車らしいと好評であったが、ワゴンブームの便乗のためADワゴンという無駄な派生車を作ったり、アベーニールやウイングロードなどの種車にされ、無駄に増殖した。
- 3代目 Y11型
- 1999年6月、ビジネスマン待望のモデルチェンジ。まぁ、カローラバンはまだしていなかったし、新たなる脅威、ホンダ・パートナーへの対抗策だと思ってかまわない。ウイングロードは2005年11月に3代目(Y12型)にフルモデルチェンジを行ったが、ADバンはふざけすぎたため移行が遅れた。
- 2000年1月、がんばってCNGV(圧縮天然ガス自動車)を追加。頑張った甲斐があって2002年7月、CNGVが国内累計販売1000台を達成。これは改造登録なしで登録できたため好評だったというが知らねぇよ。
- 2002年8月 新たなる脅威プロボックスとサクシードに一応の対抗としてマイナーチェンジ。バックドアのプレスなど、内外装を一部変更する。
- 2004年5月、キモいので左側後退灯を廃止するなど、一部改良?にて内外装のデザインを変更、および無理矢理利便性を高める。
この型のADバンもなかなか個性的なデザインであったので商用車らしいと好評であったが、ウイングロードと大して変わらなくなったのでメチャクチャ間違えられた。この型の時はエキスパートという奴もいたがどうだっていいよあんなの。
- 4代目 Y12型(2006年〜)
- プロボックスに対抗するため2006年12月20日モデルチェンジ。トヨタ・クラウンのときと同じくクリスマス前だったので無理矢理5日で納車させるキャンペーンを実施、全国の工場の煙突にクリスマスの日、ADバンが刺さっていた。名称は日産・ADと日産・ADエキスパートとなる(日産・エキスパートはいらない子なので廃止)。
- プロボックスに対抗するためアッパーボックスのフタには自動車では初めてホワイトボードが標準装備されたがこれは単なるメモ帳代わりである。
- プロボックスに対抗するためADエキスパートはADの上級車種という位置づけであり、最大積載量が少しだけ多い。値段も少しだけ高い。ちなみに「エキスパート」とは商売の「エキス」を持った「パート」のおばちゃん、つまり職場のやり手パートババアくらいいろんな事やりまっせ、という意味である。
- 燃料給油口の位置が初代同様の右側に移されたがそんなの関係ねぇ。
- プロボックスに対抗するため、2008年秋より三菱自動車に楽をさせるためランサーカーゴとしてOEM供給を開始。しかし三菱がめんどくさくなったため2019年に供給終了。
- ドアミラーが白い最近のバージョンには100Vコンセントが標準で付いていて意外と便利。ただそれ以前のには付いてないのでそれに乗ってる先輩営業マンから営業車交換を強要されるなどのパワハラもあり社会問題となっている。
ハッキリ言ってこの型のADバンはウイングロードである。それ以外の何者でもない。それにしか見えないから、無着色バンパー仕様しかないんだけどね。
なお、ウイングロードはワゴン市場の衰退で生産を終えたが、ADバンには「打倒プロボックス」という大きな使命があるため、当面は生産が続行されるようである。
関連項目[編集 ]
- トヨタ・プロボックス - ライバル。打倒に燃えています。
- トヨタ・サクシード - 名前だけ格好いいよね。こっちの方がかっこいいけどね。
- トヨタ・カローラバン - かつてのライバル。
- ホンダ・パートナー - いるんだよ、こんなのが。250キロ出せる。
- 三菱・ランサーカーゴ - あのバス会社が大好きなバン。
- マツダ・ファミリアバン -影が薄いバン。
- ウイングロード - ADバンをベースにした同僚。
- アベニール - 同上。
この「日産・ADバン」は、マイナーチェンジの案が出ています。マイナーチェンジして下さる協力者を求めています。 (Portal:スタブ)