太字
太字(ふとじ)とは、注目を引くようで、実は読む気を失せさせるだけの書体だ。
特にあちこちが太字の場合は、なお読む気が失せ、目がチカチカし、頭にきて、イライラするような文章となる。しかも読みにくい 。100文字の太字は、例えるなら100人から一斉に話しかけられるようなもの であり、理解不能だ。聖徳太子ですらお手上げ[1] である。
太字には確実に脳をバグらせる効果がある。
なぜこんなゴミ(太字)を使うの か[編集 ]
ここ、面白いから見て![編集 ]
主にアンサイクロペディア初心者 に見られる思考だ。
うわ、いい事思いついた。ふふ。これめちゃくちゃ面白いじゃん。 ここは絶対に読み飛ばして欲しくないわー。よし太字にしよう。 こっちもいいなあ。よし。ここも太字だ。
最悪である。
そもそもアンサイクロペディア は、自分だけ笑って終わらせるには勿体無いほど面白い記事を書く場所だ。よって、読み飛ばして欲しくない面白い部分があるのは当然である。それもあちこちにそのような部分がなくてはならない。太字を使ったところで読まない人は読まないし、面白くない部分は面白くない。
もっと言えば、そのような太字だらけのクソ記事 [2] はそもそも読まれない。「その部分が」読まれないのではなく、「初めから」開かれないのだ。そんな事も知らない初心者[3] は今日も、ギリギリ許容範囲といったレベルのおもんない ジョーク を必死で太字にする。
ただ害悪がしたい[編集 ]
たとえ秀逸な記事 であってもこの記事のようにあまりに執拗に太字を用いると、一瞬で駄記事と化す。その理由は、読んでいて頭痛がするからである。実際に太字による激しい頭痛で、死者も出ている。
このように非常に凶暴と言える太字を荒らし が見逃す訳もなく、身体的苦痛を伴う新手のサイバー攻撃 として太字は頻繁に用いられる。
見出し代わり[編集 ]
手慣れた執筆者もごく稀に太字を用いる事がある。しかしそれは、大した事のないジョークの誇張のためでは決してない。
このような無駄に細かい見出しを量産しないためである。[編集 ]
見出しは、基本的に少ない方がいい。[編集 ]
であるから、このように太字と改行を利用した擬似見出しが使われる事もある[4] 擬似見出しと見出しの見た目上の違いはほとんどないため、細かい見出しを使うくらいなら断然太字の方が優秀だ。
しかし、あえて見出しを無駄使いするのもインパクトがあるため、一概にそうとは言い切れない。[編集 ]
危険性[編集 ]
太字がいかに危険であるか、現在身をもって体感して頂けていると思うが、その危険性は、太字の密度によって大きく変わる。では体感して頂こう。
密度0%[編集 ]
この地獄のような記事で、ここだけは安置だ。この節は密度0%の体感エリアだ。先程までの「太字頭痛」が和らいでいくだろう。
しかしそろそろお別れだ。次からは太字が参入してくる。
密度10%[編集 ]
ギリギリ耐えられるだろうか。この節は密度10%である。10%というと少なく聞こえるかもしれないが、意外と多い。
ちなみに削除主義者が記事に苛立ち(消したいという思い)を抱き始めるのはここら辺からだ。早いと思うだろうか?いや、そんな事はない。この記事で感覚が麻痺しているだけである。太字含有率はこれでも十分多い[5] 。
密度30%[編集 ]
頭痛がし出したであろう。この節は密度30%である。どうだろう。流石に多いと感じるのではないだろうか。ここまで太字が多い記事はなかなかない。実質最高濃度である。
今、瞬きをしただろうか?それは太字によって目が疲れ始めている証拠である。今日は早く寝る といい。
密度50%[編集 ]
うわああ。死にそうだ。そう思うかもしれないが、もう少しの辛抱だ。この節は密度50%。
大体全ての名詞を太字にするとこのくらいである。ここまで太字が多い記事は、荒らしを除けばここくらいだ。
同じ50%でも、
このように一文字ずつ太字にすると、よりチカチカする。
しかし、あまりに時間がかかるため、オススメはできない[6] 。
密度80%[編集 ]
ここまで来ると、逆に潔い。この節は、密度80%だ。非常に太字が多い事が分かる。
え?「絶対80%より密度が大きい」?はっはっは。冗談はよしてくれ。ちゃんと80%だ[7] 。
密度100%[編集 ]
太字対策としてありだ。100%ともなると別に頭痛もしない。「そんなものか。」「そういうフォントなんだな。」となってお仕舞いである。
よってここに、荒らし対策として全ての記事の文字を太字にする事を提案する。まあそうなればより太い太字が開発されるだけであるが。
なにはともあれ、これで体験ゾーンは終わりだ。お疲れ様でした。
太字の使い方[編集 ]
アナログ[編集 ]
手書きなどアナログで太字を使うには、ふっといペンを使うか、何度もなぞるしかない。どちらにせよ手間がかかるため、アナログでの太字は避けられがちだ。
ウィキ[編集 ]
ウィキ文法 を使うサイトで太字を使うのは簡単だ。そこが問題である。
しかし一方で、一文字ずつの太字入力には不向きである。
その入力方法は、
'''ここに文字を入れる'''
だけである。
この記事を読んで太字の使い方を初めて知り、新たな太字系荒らしキッズが誕生したならば、本望である[8] 。
音声[編集 ]
音声 に太字という概念はない。できるもんならやってみろ。
被害[編集 ]
冗談ではない。全て実際にあった被害だ。
対策[編集 ]
先程述べたように、全て太字にするのは有効な対策だ。荒らしに対しては差し戻しで一撃 だ。太字だらけの駄記事は削除主義者に任せておけばいつの間にか勝手に消える。
こうして対策をひとつひとつ挙げていくと、太字への対処は余裕なように思えるが、実際は対策をする前に頭痛で死ぬ ため、太字討伐は困難を極める。