写メ
写メ(しゃ-)とは、ダイレクトメールの効率を上げる手法の一種である。
概要[編集 ]
商店や個人が営業用に使用するダイレクトメール。その中にあって、添付ファイルとして写真を使用して受信者の興味を惹こうとするのが写メ(写真メール)である。紙の手紙時代からダイレクトメール手法としてあったものを電子化したもので、根本的にはあまり変化はない。物品販売業者であれば取り扱う商店の写真、勧誘であればスタッフの性的な写真を添付するのが一般的だが身近な絶景や海外の名所等を撮影した画像データを使用する場合もある。
性的な写真に関しては特に男性向けダイレクトメールに添付されることが多い。メール添付の場合法規制の網に掛かりにくく、無修正のまま送ってもまず法的な問題にはならない為過激化が進んでいる[要出典]。同じく閉鎖的で公儀の目に触れにくいプリクラ [1] と共に、未成年が絡む性的な写真送受信は社会問題となっている。
歴史[編集 ]
写メの一般化は、インターネット用高速回線の整備から始まった。ダイヤルアップ時代の回線速度では写真一枚送受信するだけでも時間を要し[2] 、ダイレクトメールとしての効率はかなり悪かったのである。その後大量の個人情報と確実に紐付けられる携帯電話が現れた事でメインプラットフォームが携帯端末に移り、またその高性能化により写メの品質も大きく上がっていった。
現在ではスマホの普及により動画写メも一般化し、その過激さも更に向上しつつある。しかし受信側の認識も変化しつつあり、嘗てほどの営業効率は見いだせなくなっているのが現状である[不要出典]。