マビキタス
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マビキタスとは、大衆を監視=管理し、意にそぐわない者を間引くための技術である。「情報工学」という似非科学を標榜するマッドサイエンティストによって提唱され、新自由主義者や右派 政治家がこれを支持、彼らの推す小泉・安倍両政権もこれに強い興味を示した。この技術は特に教育分野において優先的に導入の検討がなされている。
概要[編集 ]
科学者気取りの研究者に言わせれば、「マビキタス」は情報工学の究極の発展段階をさすそうだ。近年のコンピュータの情報処理技術の飛躍的な進歩に慢心した彼らは、町中に監視カメラやICチップを設置し、また、ICチップを埋め込んだ乗車券やGPSシステム、様々な機能を持たせた携帯電話等を駆使し、社会や家庭における人々の行動を監視して得られた膨大な情報を、高度に発達したコンピュータの処理能力によってデータベース化し、これをもとに大衆を十把ひとからげに管理してしまおうとする技術を「マビキタス」と称してこれを研究し、莫大な利益を得ようと画策している。
この技術の効果に権力や資本が目をつけている。国家権力は国民全員に「住民基本台帳カード」を配布しそれぞれに背番号をつけることによってその一挙手一投足までをも管理し、権力の意にそぐわない者は厳重に監視、事あらばこれを間引こうとするのに役立てるためにこれの導入を検討している。特に教育分野における導入に強い関心を示しているが、これは後述する。また多くの企業を牛耳る大資本はマビキタスを導入することで、消費者の消費行動に関する膨大なデータを処理し、このデータベースをもとに携帯電話などのモバイル機器を使って、各々の消費者を意のままに操ることで必要も無い商品を購買させるといった大衆消費・大量廃棄社会をより一層推進し、それに従わない者(消費者団体など)を間引いてしまうことを企んでいる。
名前の由来[編集 ]
ラテン語で「いつでも、どこでも」を表す語"Ubique"と、農業用語で密集する作物を適度に除くことをいう"間引く"の語呂が似ており、それぞれの意味を合成して「いつでも、どこでも好き勝手に人間を間引きたいっス」という願望を可能にする技術、という意味からできた語である。
また、英語のubiquitousには「遍在するネ申 」という意味があって、この技術を利用する者は、あたかも自分がネ申であるかのように大衆を操ったり、消したり出来る技術であることをも示す。
教育分野への応用[編集 ]
マビキタスの教育分野への応用に関しては、エリート教育の観点からその効果が期待されている。現在、新自由主義者たちによって、成績優秀者のみを教育し、成績不良の児童・生徒を大日本帝国から排除することを目指し、マビキタスはこれに有効であると考えられるため、教育に導入しようとすることが目論まれている。早く言えば「バカは氏ね!」ということである。
概要[編集 ]
小泉政権樹立以来、新自由主義と新保守主義の台頭が著しく、教育分野にもこの流れは例外なく及んだ。彼らは碌に現場も知らない教育のド素人であるにも関わらず、教育のあらゆることに口を出すようになった。彼らは低学歴層に多大なルサンチマンを持っていた。これにより彼らはエリートのみを教育し「バカは氏ね!」という、ヒトラーも真っ青なウルトラ優生学を唱えた。彼らにとって大衆を監視しつつ、管理するマビキタスはこれを実現するための格好の技術だった。特に安倍政権の発足は、彼らにとって渡りに船だった。安倍晋三は「〜しつつ」の文言を多用した教育基本法等、教育関連法を次々に改定するなど彼らを法的に援護射撃しつつ、彼らの主張とも相通ずる自らの理想「美しい国(逆から読むと"にくいしくつう")」実現を目指した。
全国一斉学力テストを実施しつつ、マビキタスを利用してすべての学校を文部科学省の強い監視=管理下におき、優秀な生徒はチヤホヤして飼いならしつつ、成績の悪い者や行動に問題のある者に対しては、容赦なく死刑宣告を下した。生徒だけでなく、教師や教育委員、果ては保護者までも強力に監視=管理しつつ、権力に迎合できない不適格者はバッサリと切り捨てた。また全国一斉学力テストの実施は、学力テストをおこないつつ家庭環境のアンケートも行い、結果を民間企業が集計しつつ、家庭の消費嗜好に関するデータベースを管理するという、自らの目的を達成しつつ資本にとっても利益となるものであった。