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書籍をネットで買うとき、
当然のようにアメリカから来たWEBショップで買っていましたが、
たまたま友人の本の在庫がなく、紀伊国屋WEBで購入。
しばらく来ない間に、ここも1500円以上送料無料になっており、
よけいなごちゃごちゃがないだけ、
本を買うならこっちのほうがいいかな、とも思えました。
当初から予定もしていない不要な情報をいろいろ運んできてくれるのは、
WEBのよいところでもあり、悪いところでもあって、
Simple is best.
なのではないかと思った一瞬。
さて、タイトルの書籍「逝かない身体〜ALS的日常を生きる」は
難病の母を在宅介助するなかで、前へ前へと歩みを進めていった
友人の書いた本です。
正月休みに一気に読みました。
紀伊國屋WEB
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4260010034.html
医学書院
http://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=81229
石井さんの書評ブログ
http://booklog.kinokuniya.co.jp/masaishii/
当人や周囲から断片的に聞いていた諸々の事実ではあるけれど、
整理された、感情を抑えた書籍としてまとめて読むと、
一段と重く、力強く、感じられるものがありました。
彼女の話を、思いを、直接聞いて、わかったような気がしても、
十分理解できていない自分がいて、
どうしていいか分からない、
たとえば自分の家族にうまく説明することができない、というような、
「まったく動けないなんて、生きているだけ辛いよね。」
なんて言う家族に、
「そうではないかもしれないよ。」
程度の言葉しか、返せない自分を歯がゆく感じていました。
私自身、そんな思いもまだあったから。
ぜったいにそうではないとは言えないけれど、
動かない体の中に、穏やかな生がありえることを
この本を読んで改めて感じ取れました。
数年前、柳澤桂子さんの言葉、
これは話題になった本「生きて死ぬ智慧」にあった言葉
「ほんとうは
野の花のように
私たちも生きられるのです。」
を読み、
ちょっと分かったような感触がもてたのに、
この感触を少し忘れかけ、
煩悩に振り回されそうになっていました。
が、いままた、少し穏やかに立ち戻り、
さらにもう一歩、自分なりには近づけた気がしています。
牛歩。。
諦めとは違う、
私の生き方の肝の部分に来る事柄だと思っていることに。
あけましておめでとう。
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きっと、私はまったくたわいもないことで怒ったり悩んだりしているんだろうな。ちっぽけだね。
でも、これから先、自分や家族がどんな境遇になるか分からないし、いろんな経験をして少しずつ人間力をつけていくしかないのかな。
本当に窮地に立たされた時に、どれだけのことが出来るのか・・・。
難しすぎてよくわかんないけど、とにかく、何事にも一生懸命、でも自分のペースでやってみようと思います。
よし、これを今年の目標にしよう!!
今年もよろしくお願いします!!
投稿: くままま | 2010年01月02日 18:37
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たわいもないのが、人間だけどね。
それが人間の醍醐味だけどね。
なるべく、よいほうによいほうに考えて行けば、
きっと明るい一年になるよね。
まだまだ難しいんだけど、前向きに逝きましょう。いや、行きましょう!!
こちらこそよろしくお願いします。
投稿: ahoi | 2010年01月02日 20:08