×ばつ住吉神社】旧官幣小社で心洗う福岡リフレッシュ旅(志賀海神社編)
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官幣社は、かつての神社格付け制度において、特に重要とされ、例祭には皇室から幣帛(へいはく:神への供え物)が奉じられた格式の高い神社です。
福岡市内には、そのうち旧官幣大社2社と旧官幣小社2社があり、その歴史的価値は高く評価されています。
今回は、旧官幣小社「志賀海神社」と「住吉神社」の2社をめぐる旅をご紹介します。
どちらもエネルギーチャージにぴったりの神社です。周辺の散策スポットとあわせて、ぜひ訪れてみてください。
■しかく海神の総本社「志賀海神社」で心を清めるスポット10選
神話ゆかりの神社を巡りながら境内とその周辺を歩き、心を清める癒しのスポットを体感しよう。
志賀海神社ってどんな神社?
志賀島に鎮座する志賀海神社は、海の神・綿津見三神(わたつみさんしん)をお祀りする、古代より「海神の総本社」として崇められてきた由緒ある神社です。
かつては国家から特別な奉幣を受ける官幣社のひとつ、官幣小社に列せられ、航海安全や国家安泰を祈る重要な祭祀が執り行われてきました。現在もその伝統を受け継ぎ、海に関わる人々をはじめ、多くの参拝者の信仰を集めています。
境内には「しかうみさま」として親しまれる御潮井(おしおい)の清らかな砂があり、禊やお清めの風習が今も息づいています。志賀島を一望できる美しい立地とともに、神話の世界観や日本の海洋信仰の深さを体感させてくれる神社です。
1. 心を清めて一歩目を踏み出す「御潮井(おしおい)」
参道に置かれた砂は、古来より禊やお清めに使われてきた神聖なもの。参拝前に手をかざして、自分自身をリセットする“清めの儀式”から始めよう。
境内には、持ち帰り用の御潮井も頒布されています。玄関や家の四隅に盛ってお清めとして使う、福岡独特の風習「御潮井取り」も、ここが発祥とされています。
2. 神域への架け橋「石橋」
楼門前に架かる石橋は、日常と聖域をつなぐシンボル。足を踏み入れた瞬間から、神聖な空気に包まれ、自然と心が整っていきます。
重厚な佇まいの楼門も、神域と現世を分ける結界。境内に入る前に一礼してくぐれば、心がすっと静まり、神様のもとへと導かれていくような感覚に。
3. 海神の総本社「拝殿・本殿」
海神・綿津見三神を祀る“海神の総本社”の中心。本殿に祈りを捧げることで、深い静けさと浄化の力に満たされます。
拝殿の前にある御潮井を使って自らを清めてから参拝します。志賀海神社ならではの伝統的な風習です。
4. 海と空の絶景に癒される「遥拝所(ようはいじょ)」
境内奥の高台にある遥拝所からは、玄界灘と志賀島の美しい景色が一望できる。自然と神が交わる場所で深呼吸すれば、心もすっと澄んでいきます。
5. 神意を宿す石の造形「亀石」
社殿裏にひっそりとある、亀の姿に似た不思議な岩。古来より縁起の良いものとして崇められ、訪れる人々に福と癒しをもたらしています。
6. 海人の祈りの記憶「鹿角堂(ろっかくどう)」
約1万点の鹿角を納める、全国でも珍しい建物。海人(あま)族が航海の安全を祈って奉納してきた歴史が、今も静かに息づいています。
7. 静かに力を宿す「御神木」
境内にそびえるクスノキの御神木は、樹齢数百年とも伝わるパワースポット。大地と天をつなぐようにまっすぐ伸びる幹に、自然の力強さと神気が宿る。
8. 海を司る龍神にちなむお守り
志賀海神社の神話にまつわる、パワーあるお守りがずらり。人気のお守りをご紹介します。
・【龍神勝守】海神・龍神の力を宿すお守り。ここぞという時に背中を押してくれる存在
・【金印ストラップ】金印にちなんだ開運守り。歴史ロマンとご神徳が宿るストラップ
・【事無き紫カード守】厄除けと平穏無事を願う、紫色のカード型守り
・【金欄御身守】金欄織りの優美な御身守。心身の安寧と守護を願う厚みあるお守り
9. 参拝の証とご縁を結ぶ「御朱印」
志賀海神社の御朱印は、海神のご神徳と出会いの記録。凛とした墨の文字からは、神職の丁寧な祈りと歴史への敬意がにじみます。
10. 自然と神が交わる「絶景と末社めぐり」
本殿裏から続く小道には、海辺や森に囲まれた末社が点在。神々と自然に囲まれて、心の浄化を感じる癒しの時間を。
■しかく浄化と癒しが満ちる海の聖域
参拝を終えたあとは、ゆっくりと志賀島の自然や史跡めぐりへ。神社で得た浄化とエネルギーが、心に穏やかな余韻を残してくれます。
【志賀海神社】
■しかく住所: 福岡市東区志賀島877 [MAP]
■しかくアクセス: 志賀島渡船場から徒歩10分
又は 志賀島バス停から徒歩10分
■しかく駐車場: 大駐車場あり
■しかく公式ホームページ:http://www.shikaumi-jinja.jp/
■しかく詳細はこちら@shikaumijinja_official
■しかくあわせて巡りたい志賀海神社周辺でおすすめの散策ショップ
志賀海神社の散策を楽しんだ後は、周辺ならではの観光・撮影スポットや名物ランチやカフェを満喫しましょう。
【撮影スポット】見えるのは空と海だけ!無電柱化された島へ続く道
2025年4月、志賀島と本土をつなぐ約1.2kmの海沿い道路が無電柱化され、これまで電柱に遮られていた雄大な海と空の景観が堪能できるようになりました。台風時の倒壊リスクも減り、歩道や休憩ベンチ、サイクルラックも整備。サイクリングやドライブ、散策しながら写真撮影にぴったりの、志賀島観光の新定番ルートです。
【無電柱化された道】
■しかく場所: 西戸崎(本土側)〜志賀島へ続く約1.2 kmの区間
【観光スポット】古代の謎に触れる、志賀島の丘「金印公園」
「金印公園」は、西暦57年に後漢光武帝が奴国王に贈ったとされる国宝「漢委奴国王」金印が発見された伝説の地です。入口には「金印発光之処」碑、展望広場にはレプリカや金印モニュメント、郭沫若の詩碑、古代地図もあり、歴史ロマンと玄界灘の絶景が同時に楽しめます。徒歩・ドライブ・サイクリングの休憩スポットとしても人気の観光名所です
【金印公園】
■しかく住所: 福岡市東区志賀島1863 [MAP]
■しかく入園料: 無料・24時間開放(休業日なし)
■しかく駐車場: 10台あり
【絶景スポット】志賀島の絶景を一望できる「潮見展望台」
潮見展望台は、博多湾と玄界灘を一望できる絶景スポットです。展望台からは、能古島や福岡市街地、さらには遠くの壱岐や対馬まで見渡せる晴れた日には、海と空が織りなす美しい景色を楽しめます。サイクリングやドライブの途中で立ち寄るのにも最適な場所で、志賀島の魅力を存分に味わえるスポットです。
【潮見展望台】
■しかく住所:福岡市東区志賀島968-1(潮見公園内) [MAP]
■しかく入園料: 無料・24時間開放(休業日なし)
■しかく駐車場: 10台あり
【ランチ】志賀島の味、ここにあり!サザエ丼とつぼ焼きの名物食堂「中西食堂」
志賀海神社の鳥居すぐ横にある「中西食堂」。創業50年以上のレトロな大衆食堂で、有名人の色紙がずらり。看板メニューは新鮮サザエとエビ・ワカメを卵とじにした「サザエ丼(1,200円)」。磯の香りと優しい甘だしが特徴で、島ならではの海の幸を気軽に楽しめるお店です。香ばしく焼き上げた「つぼ焼き(300円)」と一緒にオーダーするのが定番。
【中西食堂】
■しかく住所: 福岡市東区志賀島583-8 [MAP]
■しかく営業時間: 11:00〜15:00
※(注記)売切れ次第終了
※(注記)最新の営業時間は店舗に要確認
■しかく定休日: 火曜+不定休
■しかくTEL: 092-603-6546
【カフェ】走って、味わって、ひと休み。志賀島の癒し基地「シカシマサイクル」
志賀島・志賀海神社の鳥居そばにある「シカシマサイクル」は、古民家をリノベーションしたレンタサイクル併設のカフェ。クロスバイクやマウンテンバイク、本格ロードなどを手頃に借りられるほか、スイーツやスペシャリティコーヒーが楽しめます。1階はレンタル中心、2階は電源・Wi-Fi完備のくつろぎ空間として人気。サイクリング途中や待ち時間に立ち寄りやすく、観光やワーケーションにもぴったりです。
【シカシマサイクル】
■しかく住所: 福岡市東区志賀島417-1 [MAP]
■しかく営業時間: 9:00〜18:00
※(注記)最新の営業時間は店舗に要確認
■しかく定休日: 火曜+不定休
■しかくTEL: 050-6874-4398
■しかく詳細はこちら@shikashimacycle
※(注記)店舗営業時間・定休日・メニュー料金など変更になる場合がございます。来店の際は、あらかじめ店舗へのご確認をお願いいたします。
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