調査の現場から見た

国際資産課税の実務

海外資産と国際相続の課税実務をリアルな税務調査の目線から国際税務の最前線にいた元国税調査官が解説。

著者 安永 淳晴
ジャンル 税法・税務 > 国際課税
出版年月日 2020年09月30日
書店発売日 2020年09月28日
ISBN 9784419067427
Cコード 3034
判型・ページ数 A5・202ページ
定価 2,420円(税込)
在庫 在庫あり

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近年、確実に強化されつつある海外資産への課税。

海外資産と国際相続の課税実務を、

リアルな税務調査の目線から、

国際税務の最前線にいた元国税調査官が解説。

近年,海外資産が身近になってきています。海外旅行者の増加やICT の浸透で, 海外資産に関する情報が簡単に手に入り, 取引も容易になっていることが理由として挙げられます。それに伴い, 一部の富裕層だけではなく, 一般の人々においても,海外資産を購入し所有する抵抗感が高くないものになっているようです。
そのような中で,海外資産を節税スキームに利用している場合は当然ですが,海外に不動産を所有しそれを誰かに賃貸している場合や,海外の預金に発生した利息など,現実に収入が発生したことについて気にすることは多いでしょう。しかし,そういった目に見えて実感のある状況ではなく,単に現地の取引や所有に関する慣例に従っただけなのに,日本で全く想定外の課税がなされることがあります。また,先々,自身が亡くなって,相続が発生したときに,日本での相続税がどうなるのか併せて考えておく必要もあります。
本書では、筆者が国税当局で資産課税の国際税務専門官に在籍し,そこで経験したり研究してきた国際資産課税の分野において,考えたり気づいたことを思いつくままに語っています。


【著者プロフィール】

安永 淳晴(やすなが きよはる)

税理士。平成7年に国税局入局。国税局課税第一部国税訟務官室にて資産税関係の課税訴訟事件を担当,国際税務専門官在籍時には海外資産関連事案の調査・審理・資料情報源の開発に従事。退官後,相続税専門の税理士法人の審査部及び国際部を経て,やすなが国際資産税事務所を開設。相続税調査対応コンサルティング,国際相続や海外資産関連事案を中心に取り扱っている。
CHAPTER 1 不意打ち課税の要素が満載の「国際資産課税」

CHAPTER 2 国税当局がついに本気を出した

CHAPTER 3 海外資産の調査の現場のリアルな話

CHAPTER 4 事例でみる国際私法・外国法令と国際資産課税

CHAPTER 5 共同名義の預金「ジョイントアカウント」とは

CHAPTER 6 他の性質を持った海外預金口座

CHAPTER 7 侮れない相続税の課税価格などの計算

CHAPTER 8 海外資産がある相続税の申告におけるイレギュラーな対応

CHAPTER 9 海外資産の譲渡所得の申告で気を付けたいこと

CHAPTER 10 計算上避けて通れない邦貨換算

CHAPTER 11 在外財産に対する相続税額(贈与税額) の控除及び譲渡所得の場合の外国税額控除について

CHAPTER 12 「国外財産調書」や「財産債務調書」は財産帰属の判断の免罪符とはならない

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