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平成11年10月1日現在推計人口
e-Statの項目は、政府統計の総合窓口「e-Stat」掲載の統計表です。
人口ピラミッド
平成11年10月1日現在推計人口結果の要約
1 全国人口
(1) 総人口
- 平成11年10月1日現在の総人口は1億2668万6千人
男性が6197万2千人,女性が6471万4千人で,女性が274万2千人多くなっている - この1年間に20万人の増加で,増加率は0.16%
増加率は,平成6年以降0.2%台で推移していたが,戦後初めて0.2%を下回った
増加数,増加率ともに戦後最低 - 自然増加は21万2千人の増加で,戦後最低だった平成10年の28万2千人増を下回った
社会増加は1万2千人の減少で3年ぶりのマイナス
(2) 年齢別人口
- 0〜14歳人口(年少人口)は1874万2千人(総人口の14.8%)で,初めて15%を下回る
15〜64歳人口(生産年齢人口)は8675万8千人(68.5%)
65歳以上人口(老年人口)は2118万6千人(16.7%) - 0〜14歳人口(31万6千人減),15〜64歳人口(16万人減)が引き続き減少し,65歳以上人口(67万9千人増)は引き続き増加
- 平成生まれの人口が総人口に占める割合は,10.2%と初めて1割を上回る
2 都道府県の人口
(1) 都道府県別人口
- 600万以上は,東京都,大阪府,神奈川県,愛知県,埼玉県の5都府県,500万人台が4道県,300万人台が2県,200万人台が9府県,100万人台が20県,100万人未満が7県
(2) 人口増加率・自然増加率・社会増加率
- 人口増加率は沖縄県が最も高く,全国平均を上回るのは15県
- 人口減少の県は平成10年より5府県増加して23道府県
ほぼ半数の県で人口が減少
このうち広島県は戦後初めて減少 - 自然増加率は沖縄県のほか,大都市部の県が高い
マイナス(自然減少)は平成10年より6県増加して15県 - 社会増加率は滋賀県が最も高く,プラスは約3分の1の16県
マイナス(社会減少)は31都道府県
(3) 年齢別人口
- 0〜14歳以上人口の割合は沖縄県が最高,東京都が最低
65歳以上人口の割合は島根県が最高,埼玉県が最低 - 0〜14歳以上人口の割合は東京都以外の道府県で低下,一方,老年人口の割合はすべての都道府県で上昇
0〜14歳以上人口が65歳以上人口上回っているのは,7府県 - 15〜64歳人口の割合は埼玉県が最高,島根県が最低44都道府県で低下