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錦織「誰とやっても簡単に負けることはない」 4年ぶり全豪OP出場、完全復活に自信

[ 2025年1月10日 04:45 ]

全豪オープンの開幕を前に、取材に応じる錦織圭=9日、メルボルン(共同)
Photo By 共同

テニスの4大大会第1戦、全豪オープン(12日開幕、メルボルン)のシングルス1回戦の組み合わせが9日に決まり、4年ぶりに出場する世界ランキング74位の錦織圭(35=ユニクロ)は同106位のチアゴ・モンテイロ(ブラジル)との対戦となった。錦織は会場で取材に応じ、初戦突破に自信を示した。女子で過去2度の大会制覇を誇る世界ランキング50位の大坂なおみ(27=フリー)は昨年に続き、同58位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)と対戦する。

4年ぶりに全豪に帰ってきた元世界ランキング4位の錦織は「慣れ親しんだ場所に帰ってきたなという感じ。今は特に痛いところもないし、誰とやっても簡単に負けることはない」と自信に満ちた表情で語った。

直前の香港オープンは準優勝した。「昨夏から感覚がつかめ始めて右肩上がり。8割まではきている」と手応えを口に。世界ランクは74位と2桁順位に戻し「試合中に自信が持てず下がってしまう部分さえなくなれば50、30位とまた違う世界にいける」と言い切った。

22年1月に股関節の手術を受け、その後は右足首や左膝に故障が相次いだ。昨季は右肩痛に悩まされ「サーブが(強く)打てず、ストロークでだましながらやっていた」状態から「今は試合に集中できている」と言えるまでに復調した。

10代から世界で戦ってきた。「以前はもっと試合のことを重く捉えてしまい、ぎすぎすしていた。随分丸くなって今は、ゆったり人生を見られているかな」と穏やかな笑みも。完全復活の期待がかかる今大会に向け「まだまだチャレンジャーの気持ち。1試合ずつ」と気負うことなく意気込んだ。

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