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ラグビー日本代表・姫野和樹が代表戦初のゲーム主将「情熱」の大切さ伝えた"熱男"がけん引する

[ 2023年7月13日 14:44 ]

<日本代表宮崎合宿>全体練習で軽快に動く姫野
Photo By スポニチ

ラグビー日本代表は13日、今秋のW杯フランス大会に向けた強化試合「リポビタンDチャレンジカップ2023」のオールブラックス・フィフティーン(XV)第2戦(15日、熊本・えがお健康スタジアム)に臨む登録メンバー23人を発表した。

FW姫野和樹(28=トヨタ)はNo・8で先発。キャップ対象外の試合ながら、日本代表戦では自身初のゲーム主将(フッカー坂手淳史との共同)も務める。

この日、宮崎市内で行った全体練習では積極的に大きな声を出しながら攻撃や守備の陣形を確認。練習後にはオンラインで取材に応じ、桜のジャージーでは初のゲーム主将に「すごく光栄。歴史ある日本代表のキャプテンをやらせてもらうことを素直に誇りに思うし、うれしい」とかみ締めた。

W杯イヤー初戦となった8日の第1戦ではノートライに抑えられ、6―38で完敗。コミュニケーション不足もあり、攻撃面が機能しなかった。「自分たちのエナジーが後半に下がってしまうことが課題。仲間を鼓舞したり、いいプレーしたらガッツポーズしたり、チームを盛り上げるものが前回の試合では見られなかった」と姫野。反省を生かし、第2戦を前に「情熱」の大切さをチームに伝えている。

「大切にしたいと思ったのがパッション(情熱)。"自分のパッションをグラウンドで表現しよう"と話した。情熱を燃やして、エネルギーを燃やしてやっていく」

前回19年大会で8強入りに貢献した経験が、強い自覚につながっている。「自分はこのチームの中では経験がある選手だと思う。チームの先頭に立って自分が引っ張らないといけない」と熱く語った姫野。ラグビー界の"熱男"が闘志を燃やしている。

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