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憑依型女優は役を抜くのも一苦労「ダーダーダーダー泣きながら1週間」 撮影中は「ベッドに寝ない」ことも

[ 2024年12月26日 20:47 ]

富田望生
Photo By スポニチ

女優の富田望生(24)が22日放送のフジテレビ「なりゆき街道旅」(日曜正午)にゲスト出演。役作りに没頭するあまり、撮影が終わると毎回「1週間ぐらい、大失恋したかのように落ち込んで役を抜く」と苦労を明かした。

2019年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインを務めた広瀬すず(26)の親友役を演じて好評を博するなど若手ながら実力派、憑依型女優として知られる富田。

役作りに没頭するあまり2カ月で体重を15キロ増やしたこともあると明かしたが、それだけストイックだとやはり役がなかなか抜けないという。

撮影が終わっても「私は数日抜けないですね。次の作品がない場合は1週間ぐらい、大失恋したかのように落ち込んで役を抜く。役とのお別れだと思うと、毎っ回、大失恋みたいな感じで。ダーダーダーダー泣きながら1週間ぐらい過ごしてやっと、あぁ1週間もたってるし...そろそろお別れしようって踏ん切りがつくまで」と明かした。

「家族に相当迷惑をかけてるんですよ」と申し訳ない思いも。具体的には「口が悪くなったりとか、ベッドで寝なくなったりとか」と撮影中は帰宅後も役に引きずられるという。

「ベッドに寝ない」に関しては、2019年放送の日本テレビドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」では菅田将暉(31)演じる高校教師によって教室に監禁される生徒役を演じていた期間。

「人質で家に帰れない設定だったので、彼らは教室の中で薄っぺらい布をかけて寝ているのにどうしてふかふかのベッドで寝なきゃいけないんだろうってなって、リビングの椅子で仮眠を取って撮影に行く、みたいな...」と明かした。

「でも最近は、ここ数年は何作も重なることが多かったので。そうなると切り替えがもの凄く素早くって。自分でもびっくりしました。一日何現場か行くこともあったので。現場に行って監督なりスタッフの皆さま、相手の役者の皆さまに囲まれるとくるっと変わるんですよ」と多忙になったからこその変化も口にしていた。

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