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阿部サダヲ主演「不適切にもほどがある!」初回 異例の2度"不適切"表現に注意喚起テロップ!ネット話題

[ 2024年1月26日 22:00 ]

金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第1話。小川市郎(阿部サダヲ)と小川純子(河合優実)(C)TBS
Photo By 提供写真

俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は26日、15分拡大で初回を迎えた。冒頭、放送スタートと同時に、劇中の不適切と感じられる表現に対し、予め注意喚起の"お断りテロップ"を表示。SNS上で話題を集めた。

<(注記)以下、ネタバレ有>

宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&同局・磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりのタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまう"昭和のダメおやじ"体育教師の小川市郎。彼の"不適切"な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

「この作品には、不適切な台詞や喫煙シーンが含まれていますが、時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの特性に鑑み、1986年当時の表現をあえて使用して放送します」

第1話は「頑張れって言っちゃダメですか?」。1986年――。小川市郎(阿部サダヲ)は生徒たちから「地獄のオガワ」と恐れられる体育教師。一方、一人娘・純子(河合優実)の非行に手を焼いていた。ある日、市郎はいつものようにタバコを吸いながらバスで帰宅中、ウトウトしてしまう...。目が覚めると、市郎の目に飛び込んできたのは、見たこともない異様な格好の人々と何となく変わっている景色だった。何とか見つけた馴染みの喫茶店。事態がのみ込めない市郎は動揺。犬島渚(仲里依紗)のビールを勝手に飲み干し、口論になってしまう...という展開。

開始20分にも、同じ字幕が流れた。2度の"注意テロップ"は異例とも言える。

インターネット上には「注意喚起から始まるの、珍しいw」「注釈から入るの、天才」「2回目の注意テロップw」「注釈テロップ、まさかの2回」「凄い念押しするじゃんw」「注意テロップにもほどがあるw」「テロップで押し切る力業」「注意書きのテロップでさえ皮肉的なイチ演出にしてしまうところ、悔しいほど巧い」などの声が続出。反響を呼んだ。

次回は第2話「一人で抱えちゃダメですか?」(2月2日)が放送される。

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