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上戸彩 初主演映画「あずみ」で殺陣に挑戦も「おデコぱっこーん」「お尻に筋肉注射して現場」

[ 2023年10月8日 15:23 ]

女優の上戸彩
Photo By スポニチ

女優の上戸彩(38)が、8日放送のTOKYO FM「木村拓哉 FLOW supported by Spotify」(日曜前11・30)に出演。初の主演映画となった「あずみ」を振り返った。

パーソナリティーの木村拓哉が「必ず触れておきたかったんですけど、2003年、17歳の時の作品」として「あずみ」を紹介し「当時、覚えてる。かっけーことやってるなって、すごい思ってました。なかなか、いないと思いますよ。女性の役者さんで200人斬り」とアクションシーンを見事にこなした上戸を絶賛した。

上戸は200人斬りのシーンは「1週間から10日ぐらいかけましたね」とし「私、朝、お尻に筋肉注射して現場行ってました」と仰天告白。「体調悪くて"貴様"ってセリフがあるんですけど、"貴様〜!""ハイカット"ゲホゲホって」とカットがかかる度に咳き込んでいたと笑った。

当時は「私の体調が悪くて...」と体調不良だったといい「でも撮らないとまずいじゃないですか。朝、病院行ってから現場行って、お粥食べて撮影してました。お粥は泊まってたホテルの方が作って下さって点滴打って」と体に鞭を打って撮影に臨んでいたと明かした。

木村が驚きつつも「この200人斬り半端ないですよ。格好いいことやってるんですよ」と改めて称賛。上戸は「今やれって言われてももうできないです。当時もできなかったんですけど...」と苦戦続きの現場だったと懐かしんだ。

殺陣の経験がまったくなく「最初は"子鹿が生まれたのか"って現場でも言われて、足がプルプルしちゃって、殺陣をやったことがなかったので」と撮影序盤は不慣れな刀の扱いでフラフラだったといい「練習する時間もなく、現場で撮影終わってホテル帰ってからホテル横のお部屋で(翌日撮影分の)殺陣の練習をするの繰り返しで、アクションチームの方といっぱい練習させていただいて」と周囲の協力に感謝した。

そして「初日の映像とか見てて分かりますもん。足がガクガクして、太ももどう動かしていいか分からないあずみと、後半の200人斬りとかは全部で3、4カ月撮影してたんで、"もっと刀を重く見えるように振ってくれ"って。刀がすいすい動いちゃうぐらいになってて、逆にジュラルミンに変えて撮影したりとか」と撮影が数カ月にわたったことから、後半は水を得た魚のようだったと振り返った。

ただ、「最初にアクションの1カット目、テスト1回目でおデコぱっこーんってアクションチームの刀が当たって病院です」と序盤はトラブル続きだったと告白。「それは私のよけ方がまだ下手っぴだったんです」と振り返り「スパーンって今でも切れた跡が(おデコ)にあります」と傷跡も残っているという。「多少、(おデコが)割れて初日に病院行って撮影中断ってなって、おデコ全部にタンコブできちゃって、"たんこぶ消すCG代が一番高かった"って当時の監督とプロデューサーさんに言われてます」とオチも明かし、笑っていた。

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