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SKE48卒業の須田亜香里 3年ぶりの握手会でアイドル活動に終止符

[ 2022年11月13日 21:25 ]

3年ぶりの握手会に感無量の須田亜香里
Photo By 提供写真

11月1日にSKE48を卒業した須田亜香里(31)が13日、千葉・幕張メッセで握手会を開催した。グループの最新シングル「絶対インスピレーション」のトーク会の会場で、2020年3月からの新型コロナウイルス感染拡大以降としては、48グループで初の握手会となった。

約3年ぶりに、大好きなファンの手の温もりを感じた。目と目、手と手が合い、会話が弾む。ただ、久しぶりにして最後の握手会だけに、名残は惜しい。タイムアップで警備員に引かれていくファンの手を、目一杯に腕を伸ばして簡単に離そうとはしなかった。感染予防のために、間にはビニールシートが貼られて、ファンはビニル手袋をしていたが、それでも思いは伝え合えた。
「私は握手会があったから、SEK48での居場所をもらえました」。須田は、約1000人のお見送りファンたちの前で、涙ながらに振り返った。

ただ、これでサヨナラじゃない。「この先もずっとみんなを幸せにしたい。会えなくなると私のエネルギーが無くなっちゃうので、3カ月に1回は会える機会を作ります!」。卒業コンサートで着たピンクのドレス姿で約束した。アイドルは辞めても、"会いに行ける須田亜香里"は辞めない。

"握手会の女王"は、13年間続けてきたアイドル活動は、どうしても握手会で終わらせたかった。だから、1日のSKE48劇場での卒業公演で卒業をしても、この日の"延長戦"を設けていた。

卒業公演前には、声出し(観客のコール)可能公演に参加し、ここでは握手会を復活。会いに行けるアイドル48グループ、愛してやまないSKE48に、貴重な一歩を置き土産として残した。

「もうできないと思っていた握手会ができて、本当にここまで待って、(熱意も)伝えて、良かった...」

全てを終えて楽屋に戻った須田の瞳は、うれし涙があふれていた。

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