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矢方美紀、乳がん闘病も声優デビューに向けて意気込み「どんな役でも喜んで」

[ 2019年10月16日 16:08 ]

「がんと共に生きるためのアピアランスセミナー」に出席した矢方美紀
Photo By スポニチ

元SKE48でタレントの矢方美紀(27)が16日、都内で行われた「がんと共に生きるためのアピアランスセミナー」に出席した。

矢方は昨年4月、乳がんの闘病を公表。左乳房全摘出とリンパ節切除の手術を受けた。この日のイベントではその経験で学んだことや辛かった経験を赤裸々にトーク。治療しながら仕事をする上での悩みや、抗がん剤治療によって抜けてしまった髪への対処法などを語った。抗がん剤治療時、1番困ったことに「むくみ」と「ホットフラッシュ」といい、母親が精神的支えになったことを告白。「病気になって今後どうなるのだろうと思ったが、周囲に恵まれた。これから学ばないといけないこともある。色々挑戦していきたい」と前向きに話した。

そんな矢方は2021年に中京テレビで放送予定のテレビアニメ「シキザクラ」に出演が決定しており、アイドル時代から掲げていた声優デビューの夢がかなう。乳がんのホルモン治療を続けながら名古屋の養成所でレッスンを重ねており「いまは顔を見て矢方さんだと認識されるけど、今後は声を聞いて矢方さんだと思ってもらえるようになりたい」と声優としての飛躍を誓った。

「どんな役でも喜んでやりたいです。アニメ以外でも声優さんのお仕事はナレーションなど色々あるのでチャンスがあれば。声優の世界でも活躍できるようになりたい」と新たな夢に向かって前進していた。

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