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【RIZIN】朝倉未来 平本蓮に138秒で衝撃TKO負け...ぼう然の表情、現役引退で格闘技人生終止符か

[ 2024年7月28日 20:40 ]

超RIZIN3 朝倉未来ー平本蓮 ( 2024年7月28日 さいたまスーパーアリーナ )

<超RIZIN3>朝倉(左)に右フックを見舞う平本(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

総合格闘技イベント「超RIZIN3」が28日にさいたまスーパーアリーナで開催された。ファンが待ち望んだメインイベントのフェザー級ワンマッチで、朝倉未来(JTT)は平本蓮(剛毅會)に1RTKOで敗れた。

この試合は5分5R。3R終了時点で決着がつかない場合は、途中判定が公開となる特別ルール。そして勝者にはLAST MAN STANDING(LMS)のベルトが贈呈される予定となっていた。平本はリングコールされると、一礼して未来に中指を立てた。対して未来はリングコールされて、両手を広げるポーズをした。

衝撃の1R138秒決着となった。序盤は様子を見合った両者だったが、平本の踏み込みの左フックを被弾。左右の連発パンチを打ち込まれた後に再び左フックを被弾してダウン。さらにパウンド被弾してTKOを喫した。試合後は座りながらぼう然の表情を見せた。そして駆け寄ってきた平本と抱擁した。

2人の因縁が始まったのは4年前だった。19年11月にRIZINと正式に契約を結んだ平本は、20年4月に「朝倉未来をぶん殴ってみた」と題した動画をYouTubeに投稿。動画では朝倉の顔写真付きのサンドバックを殴りまくるというところから因縁が始まり、それ以降もSNS上で舌戦を繰り広げていた両者。

未来は23年4月に元フェザー級王者の牛久絢太郎に勝利したが、7月にヴガール・ケラモフとRIZINフェザー級王座決定戦で対戦。しかし何も出来ず、1Rタップアウト負け。2度目のRIZINタイトルマッチでもベルトには届かなかった。再起戦となったキックボクシングルールでのYA―MANとのオープン・フィンガー・グローブ(OFG)マッチでは、まさかのにKO負け。

一時は引退示唆していたが、現役続行を表明。平本から対戦を熱望されている件についても「まぁ気持ちはわかってましたけどね」とひと言。そして「彼なりに何か考えがあるんじゃないんですか?全然いつでも」と対戦に前向きな言葉を並べていた。

対戦が決定すると覚悟の言葉を並べた。「年末にトップ戦線に食い込みたいので、復帰戦に楽な相手を用意してもらったので、ボコボコ痛めつけてやろうかなと思います。もし万が一平本に負けたら格闘技人生を引退します」と引退を懸けると宣言。

その後も「相手どうこうより、俺の大復活です。今までで一番格闘技に向かい合って来たんでマジで自信しかないです。コイツ、たぶん俺に勝ったとしても終わりだと思うんだけど、俺はクレベル(コイケ)とか鈴木千裕に全然勝てると思ってるんで、そのへんのストーリーを見せたいと思います。楽しみにしていてください」と自信の言葉を並べていたが、平本に敗れて引退に追い込まれた。

(注記)本大会はABEMA PPVなどで配信中。

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