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広島商 1点差で初出場初優勝ならず 荒谷忠勝監督「鍛えがいのある冬を過ごせる」

[ 2024年11月26日 06:00 ]

明治神宮野球大会 高校の部決勝 広島商3―4横浜 ( 2024年11月25日 神宮 )

<横浜・広島商>準優勝の広島商ナイン(撮影・五島佑一郎)
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広島商は1点差の惜敗で初出場初優勝を逃した。打線は、相手先発・織田翔希に6回まで無得点に抑えられるなど適時打0本で5安打と苦戦。荒谷忠勝監督は「今後の脅威になる投手だと感じた。(2番手の奥村頼人と)投手2人の球を見られた。鍛えがいのある冬を過ごせると思います」と春への糧とした。

横浜とは73年春の選抜決勝で敗れて以来の再戦で、同校にとっては88年夏以来36年ぶりの全国制覇を目指した一戦だった。中国地区代表の初優勝こそ逃したものの、再三の好守や積極走塁などで堅実な野球が健在であることを示した。「2番・二塁」で先発した主将の西村銀士(2年)は「織田くんの球を打てなければ甲子園で優勝できない」と伸び上がるような直球の球筋を目に焼き付けた。

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