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天理大が2季連続4強敗退 春王者・青学大にサヨナラ負け、春の雪辱逃すも「選手権があったから...」

[ 2024年11月24日 13:46 ]

明治神宮野球大会大学の部準決勝 天理大4―5青学大 ( 2024年11月24日 神宮 )

<青学大・天理大>10回、サヨナラ負けとなった天理大・的場(中央)ら天理大ナイン(撮影・大城 有生希)
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天理大が青学大に延長10回タイブレークの末にサヨナラ負けを喫し、初の決勝進出を逃した。

6月の全日本大学野球選手権で日本一に輝いた強敵に善戦した。2試合連続で先発登板した最速148キロ右腕・的場吏玖(2年)が踏ん張った。3回までに4失点を喫するも、4回から6イニング連続で無失点と修正。同点の9回2死一塁では、ロッテからドラフト1位指名された代打の西川史礁(4年)をカーブで空振り三振に仕留めた。しかし、同点の延長10回にサヨナラ打を許して力尽きた。

「(西川には)いい打者なので抑えてやろうと思っていました。たくさん出た課題を冬の間に潰し、また全国で活躍したい。直球の質、決め球を磨きたいと思います」

青学大には今年の全日本大学野球選手権の準決勝で対戦し、2―10の8回コールド負けを喫した。春の雪辱こそ果たせなかったものの、大学4冠がかかる相手を苦しめた。

春秋と2季連続で全国4強入りした三幣(みぬさ)寛志監督は「よく学生がやってくれました。あの選手権があったからここまで来られた。(青学大に)感謝したいです」と選手の奮闘をたたえた。

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