平成24年9月28日、29日の2日間にわたり、〔こどもの城〕8階研修室において、日本保育協会保育科学研究所第2回学術会議が開催され、全国から100人の方のご参加がありました。新しい『保育所保育指針』が出されてから、「科学的根拠のある保育実践」を説く発言が聞かれ、保育科学研究所はまさに保育現場で実践されている保育を科学的に実証・研究し、再び保育現場の実践にフィードバックすることを目的としています。
平成24年度も新たに6本の研究が進行中です。今後とも当研究所の研究活動にご支援賜ります様宜しくお願い申し上げます。
<第1日目:平成24年9月28日(金)>
・講演「子育ての今・昔」
講師:
巷野 悟郎
日本保育協会保育科学研究所長
・特別講演「子育ては『個』育て『己』育ち」
講師:
潮谷 義子
日本社会事業大学理事長・前熊本県知事
<第2日目:平成24年9月29日(土)>
・研究発表及び質疑(平成23年度研究)
障害乳幼児と家族への支援に活かすムーブメント教育の実践分析に関する研究
…飯村 敦子他
災害時の保育園の危機対応に関する研究
…石井 博子他
保育所長の保育所運営に係る意識に関する研究
…石川 昭義他
保育所給食業務のあり方に関する研究
…岡林 一枝他
乳幼児期の『保育所保育の必要性』に関する研究
…坂﨑 隆浩他
人材確保・育成に関する保育士養成校と保育所の連携に関する研究
…三浦 修子他
III.シンポジウム「乳児からの発育・発達を保障する保育所保育とは」
コーディネーター:
…西村 重稀
仁愛大学教授
提言1
…遠藤 郁夫
小児科医/日本保育園保健協議会会長
提言2
…神長 美津子
東京成徳大学教授
提言3
…丸山 裕美子
厚生労働省保育課保育指導専門官
・講演「子どもの創造的想像力を育む保育者の役割―子どものからだ・こころ・あたまの発達に寄り添う援助―」
講師:
内田 伸子
お茶の水女子大学名誉教授
(報告:保育科学研究所事務局)