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食品添加物の社会的役割

「社会的役割」の前に、食品添加物のそもそもの働きをおさらいします。

昔にはなかった目的でも食品添加物は活躍しています。

保存料、日持向上剤、酸化防止剤、殺菌料、防かび剤などによる、食品の品質を保つ役割は、食品の賞味期限または消費期限を長くします。

→ 食べられる期間が長くなることで、廃棄の機会が減ります。

着色料、調味料、甘味料、酸味料、香料、などによる食品の嗜好性を向上させる役割は、食べ物を美味しくし、食欲を向上させます。

→ 食べ残しが減り、廃棄量が減ります

[画像:環境に対しても貢献]

台風、大雨、大雪、洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などの自然災害が起きた時、保存の利く加工食品、調理の手間のいらない加工食品への需要が高まります。

(即席食品、缶詰、パン類、菓子類、ペット飲料、・・・など)

このような役割を担います

1.急場の食糧

2.被災者へ安心感を与える

3.備蓄食として長期保管 など

備蓄可能な食品において、保存性の向上、おいしさ向上、等の役割で食品添加物は貢献します

食品の大量生産のメリットは、低コスト、品質安定、安定供給、などの他、食品単位当たりのエネルギー使用量を抑えることもできます。

食品の大量生産が難しい場面で、食品添加物が手助けできます。

例えば、消泡剤、油脂を抽出する溶媒(ヘキサンなど)、ろ過助剤、豆腐用凝固剤、pH調整剤、乳化剤、など多種多様です。

生鮮原材料(肉類、野菜類、など)の殺菌や、製造後の保存性向上、品質保持の目的で使用される食品添加物も、大量生産を可能にします。

食品添加物は、食品製造におけるエネルギー削減に貢献します。

[画像:「SDGsと食品添加物」としてまとめると 食品ロスの低減 1劣化を防止 保存料、日持向上剤、酸化防止剤、殺菌料、防かび剤、など 2品質保持 pH調整剤、乳化剤、など 3食欲向上(よりおいしく、食べ残しを減らす) 着色料、調味料、甘味料、香料、酸味料、など 製造工程の簡略化や効率的な生産設計によるエネルギー使用量削減に貢献味、色、香り、食感には寄与しないものの、食品の製造の手助けをする多種多様な食品添加物たち(消泡剤、ろ過助剤、pH調整剤、乳化剤、等々) 多種多様な加工食品の供給状況に応じ、様々な消費者に食品を届ける介護食品、低カロリー食品、栄養を補助する食品、備蓄可能な食品、など ]

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