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平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被災地支援事業


平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被災地支援事業について

平成23年3月11日14時46分に発生した「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」は、マグニチュード9.0と云う想像を絶する巨大な地震で、その後の津波による被害は甚大なものでした。

いまだ余震活動が続く中、地震による被害の軽減を目的として、緊急地震速報利用者協議会と一般財団法人気象業務支援センターは、緊急地震速報利用者協議会の会員の協力を得て、被災地に緊急地震速報専用受信端末等を無償貸与する事業を実施しました。

事務局では会員へ端末の提供をお願いしたところ、多くの会員から提供の申し出をいただきました。

また、被災地の対策本部と連絡をとり、設置希望を調査した結果、第一次支援として宮城県、岩手県の学校、コミュニティーFM放送局など、15の機関へ専用端末等を設置しました。

設置後の平成23年6月23日に発生した岩手県沖の地震で発表された緊急地震速報では、「大きな揺れが来る前の十数秒前に端末からの発報があり、揺れに対して身構えることができた。」とのレポートをいたたぎ、早速その効果が発揮されました。

また、第二次支援として福島県相馬郡新地町の4校に専用端末を設置し、緊急地震速報をご利用頂いております。

くろまる 被災地支援端末設置例

設置例1

設置例2

設置例3

平成23年9月7日
緊急地震速報利用者協議会

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