オリックス・田嶋大樹
オリックス・田嶋大樹
オリックスの田嶋大樹投手(28)は4日、大阪市の球団施設で契約更改交渉に臨み、9500万円から500万円アップの年俸1億円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。
「(球団からは)今回の評価にあたって、去年はちょっとイニングが足らなかったんですけど、過去5年にわたって(先発)ローテーションを守ってもらったので今回の評価をしましたという話をいただきました。アップという評価をしていただきました」
JR東日本からドラフト1位入団7年目の今年は、21試合すべてに先発して6勝8敗の防御率3・68。昨年の13試合より登板数は増えた一方、勝ち星は同じ6勝にとどまった。ここ3年は規定投球回数に届いていない。それでも2020年から20試合登板を下回ったのは昨年だけ。まだ一度もシーズン2桁勝利を達成していないが、先発として欠かせない左腕となっている。
「1年間しがみついた年で、ホント首の皮1枚でしがみついた1年だったなというふうに思っていて、1軍に居続けられたという自信よりかは、1軍にいさせてもらった感覚が僕には多くて、難しくて厳しい1年だったなと思います」
今年8月には大阪出身のモデル、長谷川サキさんと結婚したことを報告した。「自分のためにと思うと無欲無心でやるくらいが背負いすぎずに良かったので、無欲無心でやっていたんですけど、来年は自分だけの野球でもないので、しっかり家族のために野球を頑張れたらなと思います。無欲無心よりかは、もっと身が引き締まる思いで来年は野球ができるかなというふうに思います」と話した。
今回の契約更改は6勝止まりでも昇給したことで、来季は球団へ恩返しをすることも含め「1試合でも多く完投できたらいいなと思いました」。2020年と2022年に1完投(いずれも完封)ずつを達成している。今年は8イニングが一度あるだけ。これまで決して多くはない完投数の増加へ意欲的だ。
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