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ロッテ1位・西川史礁、「コロナ禍の悔しさがあって今がある」 新入団選手発表会、2桁本塁打を目標に掲げる

2024年12月4日 19時08分

ロッテは4日、東京都新宿区のロッテ本社で育成を含む9選手の新入団選手発表会を開いた。

ロッテ・吉井監督(左)も同席した新入団選手発表会で自身の注目ポイントをアピールする西川

ドラフト1位の青学大・西川史礁外野手は「まずは2桁本塁打を狙い、その中で1年間チームから1軍から離れず出場できるようにという思いがあります」と抱負を述べ、吉井監督は「このチームはいつも長打力不足が弱点といわれている。彼にはそこを期待して頑張ってもらいたい」とエールを送った。
報道陣から「世代名をつけると?」との質問が飛ぶと、西川は「同学年だとコロナ世代ですね。高校のときは本当にそれで悔しい思いをしましたけど、それがあって今があると自分は思っているので」と返答。西川が龍谷大平安高3年を迎える2020年は甲子園のセンバツ大会が中止となり、夏の甲子園大会も開催されなかった。「当時は本当に目指す場所がなくなって。それまでは甲子園に出るために死にものぐるいで冬の練習もやってきた。それがなくなったときは本当に悔しい思いをしたんですけど、やっぱり自分の野球人生はこれで終わりではないので。そこはもう一度全員で独自大会があったので、そこの優勝を目指してまた一からやりました。そういう悔しい思いがあるからこそ人間は成長できると思う」。コロナ禍から立ち上がった経験をプラスに変えた精神力が、厳しいプロの世界でも支えになる。

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