オリックス・頓宮捕手
オリックス・頓宮捕手
オリックスの頓宮裕真捕手(28)は4日、大阪市の球団施設で契約更改交渉に臨み、8800万円から1800万円ダウンの年俸7000万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。
「その日その日で感覚が全然ダメだった。シーズン中はなかなか良い感覚を取り戻せなかった」
昨年の首位打者(3割7厘)が亜細亜大からドラフト2位で入団した6年目の今年は不振にあえいだ。開幕直後は「4番」を任されたものの、調子は一向に上向かず、5月中旬には一度、出場選手登録を抹消された。約2週間後に戦列へ戻っても、打率は2割そこそこ。6月下旬には打率1割台まで落ちてしまい、最終的には81試合出場の249打数49安打の打率1割9分7厘、7本塁打、30打点に終わった。打率だけではなく、本塁打も打点も減少した。
「シーズンが終わってから、もっと直さないといけない姿勢だったり、気づけた部分もありました」
来季はキャプテンを務める意向だ。宗佑磨内野手と話し合い、立候補のような形で、岸田護新監督と球団に直訴したと明かす。
「今年5位になって、このままズルズルいってしまうと、また弱いチームに戻ってしまうので。キャプテンというのは先頭に立つことなので、周りにああだこうだと言う前に、まず自分が動かないと、周りにも言えないし、周りにもやらせられないので、しっかり先頭に立ってやっていけたらと思います」
頓宮は自分の甘えも排除し、責任を持って巻き返しのシーズンに挑む。理想とするキャプテン像に挙げたのは、亜細亜大の先輩にあたる元巨人、ソフトバンクの松田宣浩さんだ。
「声と言うのはスランプがないと思うので、誰でも出せるけど、誰にでもできることではない。頑張ります」
松田先輩を手本に、V奪回へのリーダーシップを発揮する決意だ。
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