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ギャビン・ラックス、右膝の前十字靱帯断裂の大ケガから復活...課題の「ベースボールIQ」改善へ同僚も後押し【ドジャース大谷翔平の同僚たち】

2024年5月30日 14時37分

ギャビン・ラックス(AP)

ギャビン・ラックス(AP)

AKI猪瀬コラム「MLBへの扉」〜大谷翔平の同僚たち〜
大学球界の名門アリゾナ州立大学に進学予定だったギャビン・ラックス内野手(26)は、2016年のドラフトでドジャースから1位指名を受けてプロ入りを決断。19年にアメリカ国内の野球雑誌で最も権威がある「ベースボール・アメリカ」が選出する最優秀マイナー選手賞を受賞するなど、順調に成長を遂げました。
同年の9月2日にメジャーデビュー。そのままポストシーズンのロースター入りを勝ち取ったラックスは、ナショナルズとのデビジョン・シーリズの第1戦、8回裏に代打で登場して本塁打を記録。21歳314日での代打本塁打は、ポストシーズン史上最年少記録となりました。
21年にメジャーに定着したラックスですが、23年2月2日、スプリング・トレーニングの試合中に右膝の前十字靱帯(じんたい)断裂の大ケガを負ってシーズン全休となり、24年に復帰を果たしました。才能は誰もが認めるところですが、軽率なミスが多く「ベースボールIQ」が低いことが最大の課題となっています。
古巣ドジャースに復帰したキケ・ヘルナンデス内野手は、そんなラックスの成長を助けるために、自らが個人的に契約しているメンタル・トレーナーのブライアン・ケインを紹介しました。
「彼からは、集中力の高め方、プレッシャーを感じた時の呼吸方法など、さまざまなことを教えてもらっている」とラックス。「ベースボールIQ」が改善されれば、さらなる飛躍が望めるはずです。
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