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>ホーム >加速器の開発研究 >ILC | last update:08/05/20 |
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ILC(全長約33km)のイメージ図
リニアコライダー
高エネルギー物理学研究者はより高いエネルギーを目指して実験を進めようとしています。ところが、現在衝突型加速器の主流である円形加速器を使って粒子を高いエネルギーまで加速すると、その粒子は光を放出しエネルギーを失ってしまいます。しかも高いエネルギーになるほど失うエネルギーは大きくなります。これは、あたかも、せっかくためたエネルギーを遠心力によってまき散らしてしまうような現象です(このように放出される光は、現在多くの応用があり加速器の活用としては重要な分野ですが、高エネルギー物理学にとっては邪魔者です)。それでは、高いエネルギーでの実験はあきらめるしかないのでしょうか。いえ、そんなことはありません。加速器の形を円形から直線の形へ変えればよいのです。この考えに従って計画されている線形加速器が衝突型線形加速器(リニアコライダー)です。 |
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