このウェブサイトではJavaScriptおよびスタイルシートを使用しております。正常に表示させるためにはJavaScriptを有効にしてください。ご覧いただいているのは国立国会図書館が保存した過去のページです。このページに掲載されている情報は過去のものであり、最新のものとは異なる場合がありますのでご注意下さい。

ご覧いただいているのは国立国会図書館が保存した2021年11月6日時点のページです。このページに掲載されている情報は過去のものであり、最新のものとは異なる場合がありますのでご注意下さい。収集時のURLは http(s)://www.nipr.ac.jp/grene/kansokudayori/id2-2-20150924.html ですが、このURLは既に存在しない場合や異なるサイトになっている場合があります。

(注記)このページの著作権について

ヘルプ


保存日:

ヘルプ


保存日:

ご覧いただいているのは国立国会図書館が保存した2021年11月6日時点のページです。このページに掲載されている情報は過去のものであり、最新のものとは異なる場合がありますのでご注意下さい。収集時のURLは http(s)://www.nipr.ac.jp/grene/kansokudayori/id2-2-20150924.html ですが、このURLは既に存在しない場合や異なるサイトになっている場合があります。

(注記)このページの著作権について

アラスカ内陸部森林センサス観測チーム

記事一覧

地べたリアンの調査(2015年9月24日)

チームメンバー:松浦陽次郎

つかの間の晴れ間、初秋のカリブポーカークリーク

春先から乾燥が続いて、初夏には大規模な森林火災が発生しましたが、夏の後半は雨が多くなり、我々が着いた9月中旬頃は曇天で肌寒い日々でした。日中の最高気温は2℃、調査地に至るまでに歩く湿地の水たまりには氷が張り、常緑針葉樹のトウヒ以外は、ほぼ葉を落としていました。白い幹はカンバ、黄緑がかった灰色の幹はポプラ、と遠目にも判ります。氷点下の気温に曝されたブルーベリーはシャーベット状態になり、甘味が増しています。

永久凍土の深さと森林の現存量蓄積の関係を調査したり、細い根(細根)の試料を採取したり、現場の作業は多岐にわたります。また、宿舎に戻ってからも、細根の分別や重量測定のための細かい作業が続きます。滞在中は夜も曇天続きで、オーロラを観る機会もなく、夜の内業に専念できました。

シャーベット状に凍ったブルーベリー

細根を洗いながら・・・

太さと長さ別に分けて・・・

林床の蘚類の層をはぎ取り、根をむき出しにした状態

ぶ厚く堆積する蘚苔地衣類(刺したナイフより上の30cm)とその下の土壌(夏に融解する凍土の部分=活動層)

北極環境研究コンソーシアム北極環境研究コンソーシアム
△ ページの先頭へ

(注記)PDFファイルをご覧になるには、アドビシステムズ社が配布しているAdobe Reader(無償)が必要です。
お持ちでない場合は右のアイコンをクリックして、ご使用のパソコン用のAdobe Readerをダウンロードしてご覧下さい。

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /